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【小説】「マリアビートル」はハリウッドでも!?読了後感想とあらすじ

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こんにちは、蝶まめです。

沖縄地方は梅雨入りの発表があり、季節はまた一つ先に進んだ感覚がありますね。

今年の夏も暑いんだろうな〜。
暑いのが苦手な私は今から憂鬱ですが、新しいサンダルを買ったのでちょっと気分上がり中!?

さて、今回紹介する本は少し前に紹介した「777(トリプルセブン)」と同じ、伊坂幸太郎さん著の「殺し屋シリーズ

「マリアビートル」

777が最初に読んだ作品になるので、私は過去に戻っている形ですが、最も不運な殺し屋と言われる天道虫こと七尾はしっかり不運なインパクト大(笑)

最後までお読みいただければ、マリアビートル777と繋がる「殺し屋シリーズ」を読みたくなるはず!!

「マリアビートル」のあらすじ

東京発盛岡行の東北新幹線。

一般の乗客と共に裏社会の危ない仕事を引き受ける物騒な連中も乗車していた。

育ちの良い優等生に見える顔の裏には悪魔のような恐ろしい考えを持つ中学生
「王子」

意識不明の息子の仇討ちを狙う
「木村」

裏世界の大物の依頼を行動する
「檸檬」「蜜柑」

とにかく不運続きの
「天道虫」


逃げ場のない走行中の新幹線内で、狙うものと狙われるものが画策しあうが、それは吉と出るか凶と出るか…

「マリアビートル」の感想

一言では言い表せない複雑さがありますね…。

ストーリーは面白いし、天道虫はやっぱり愛すべき不運な殺し屋でした。

が、本当に不運といえるのかな?

本人の気付かないところで幸運に傾いているし、気づかぬところで足を引っ張っているし…。

蝶まめ
蝶まめ

それがあったから天道虫は生き残ったのかもしれないけど、余計な犠牲が出た気もしなくもない…というか。



ただこれだけはネタバレになったとしても言うけど、「王子」がマジで悪魔…。

言葉は悪いけど、とにかく胸糞悪いんですよ!!

中学生!?ありえないだろう!


世界が裏社会で他の登場人物たちも若い頃?からヤンチャ=黒いようなので、おかしいことじゃないのかもしれないけど…。

本当にヤバい!!

たった2時間30分の中で起きたこととは思えないほどのスピード感で物語は進みますし、ハラハラドキドキしながらあっという間に読み進めちゃう人が多いのでは!?

終盤は「いいぞ!!」と声を上げたくなってしまう展開でした。

蝶まめ
蝶まめ

結末はどの説が正しいのでしょうね。



最新作「777(トリプルセブン)」の記事はこちら↓



「マリアビートル」=「ブレット・トレイン」で映画化

「マリアビートル」はハリウッドで映画化されています。

タイトルは「ブラッド・トレイン」。
日本の新幹線を意味しています。

「マリアビートル」の意味がてんとうむしなので、全く違う!!(笑)

簡単な任務のはずだったのに、次々と不運に見舞われ狙われる羽目になるという展開は同じですよ〜。

ブラッド・ピットさん演じるレディバグはもちろん原作の「天道虫」。
世界一不運な殺し屋なわけです。

なんと!!真田広之さんも出演していますよ。



蝶まめ
蝶まめ

設定はいろいろ違いそうですが、面白そう〜!
私もチェックします。



同じ世界線「殺し屋シリーズ」をチェック

グラスホッパー



AX アックス



777 トリプルセブン



電子書籍にはグラスホッパー、マリアビートル、AXの合本版がありますので、一気読みしたい方はこちらもチェック♪



まとめ:何事もない平和な車内です。一般人にはね。

天道虫こと七尾たち裏社会の人たちは大騒ぎの新幹線車内ですが、一般の人にとっては平和そのものの車内ですよ。


蝶まめ
蝶まめ

あ、車掌はちょっと不憫だったけど、被害はないからね。



あれだけの騒ぎが起きてる車内で誰も気が付かないってのも凄い!!

気づいたらパニックでそれこそだろうけど…。

まあ、そんな列車に乗り合わせたくはないですね〜。

とはいえ、小説の中くらい非現実を味わいたくなるときもありませんか?

先に読んだ「777(トリプルセブン)」も面白かったので、ぜひ一緒にチェックしてくださいね〜。




今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪