記事内に広告が含まれています。

【小説】「特撮家族」はオタク魂モリモリ!感想は読んで良かった!!

Audible
oppo_0

こんにちは、蝶まめです。

推しであるTHE ALFEEの御三方。
春コンサートも順調に進み、参加が楽しみでならない私です。

ということで今回はTHE ALFEEメンバーで作詞作曲等も担当されているリーダー、高見沢俊彦さんの著書を紹介♪

髙見澤俊彦さん著「特撮家族」

様々な活動をされている高見沢さんですが、作家名は「髙見澤」表記です。
記事の中ではTHE ALFEEでの表記「高見沢」で語っていきますね。

最後までチェックすると高見沢さんの著書を読みたくなるはず♪



「特撮家族」のあらすじ

兄は特撮映画マニア、妹は戦隊ヒーロー好き、父親は怪獣フィギュアコレクター。

しかし、母は怪獣フィギュアアレルギーという変わった家族を持つ主人公の美咲。

家族の好みを受け入れられず毛嫌いする美咲だが、自身も戦国武将をこよなく愛する「レキジョ」。

何をするにも戦国武将や歴史に置き換えてしまう癖があり、恋愛対象も「歴史好き、しかしメジャーな武将を並べるならNG」となってしまう質だった。

そんな美咲に運命の出会い(!?)

本当にやりたいことってなんだろう?

それぞれの道をゆく家族と父が神道学者になった理由とは。

父の急逝から動き出す一風変わった家族の物語。

「特撮家族」の感想

「高見沢さんの頭の中って一体どうなってるの!?」



序盤から思いましたね。

とにかくぶっ飛んでるんですよ、設定からストーリーから。

「ゴジラ」とか「特撮」とか出てくるたびに、高見沢さん本人の嬉しそうな顔が浮かぶ浮かぶ!!

蝶まめ
蝶まめ

高見沢さんのゴジラ愛…ウルトラマン…ああ…ニヤニヤしちゃう!



主人公はレキジョと呼ばれる歴史オタク。

特に戦国武将!という設定ですが、誰もが知っているようなメジャーな武将じゃなくて、いわゆる脇役的なマイナー武将を語るんですよ!

父親や兄妹と語るゴジラにウルトラマンといった特撮系の話はもちろん、神道などあまり意識したことのない分野まで深い

全く興味がなかったことのはずなのに、今から調べる?学ぶ?観る?なんて思ってしまうくらい語られます。

蝶まめ
蝶まめ

多分、高見沢さんの頭の中の世界に似てるんだろう…。


マニアックな世界にシビアな家族関係、ロマンス(?)…。
正直、どこをメインで語る話なのかは最初から最後までわかりませんでした。

が、盛りだくさん+スピード感&あっと驚く設定からの展開にページをめくる手が止まらない!

ラストはまさに「痛快!」


絶対オススメ!「Audible」は本人朗読!

Audibleなら「特撮家族」を著者である高見沢俊彦さん本人の朗読で聴くことができますよ。

蝶まめ
蝶まめ

著者本人の朗読だと、そのシーンのイメージが伝わりやすい気がします。



Audibleの朗読は人物ごとに違うナレーターさんが当てられていることもありますが、「特撮家族」はすべて高見沢さんお一人です。

男性・女性、年齢問わず、中には人間離れまで…。

視聴時間は11時間超えですが、苦にならずに聞けてしまう面白さです。

THE ALFEEファンの私には、かなりありがたい至福の時間でした。



まとめ:とにかく知識が深い!!

「特撮家族」の中で描かれる世界は戦国武将に特撮、怪獣、戦隊、神道…。

幅が広くて深いのが特徴。

とはいえ、全く興味関心がなかった方でも理解できるように書かれていますで、安心してくださいね。

気になったら気になった分野を詳しく調べてみるのもいいですね〜。



ちなみに高見沢さんの前著はドイツが舞台のストーリーで、やっぱり深かった…。

ドイツに旅行したくなるような、興味がわいてくる描写が多く楽しめますよ。



「秘める恋 守る愛」の感想等はこちら↓の記事で紹介しています。



「THE ALFEEファンとして、高見沢さんの小説を読まないわけにはいかない!!」的な義務感もあり最初の本を手に取りました。

が、それが高見沢さんの経験に触れたり、頭の中を覗いているような感覚になって、嬉しくなるという…。

蝶まめ
蝶まめ

より身近になった気がします。



そして何より、知識・興味の幅が広がるきっかけになったのが大きい!

推しは推しを生む!的な表現でいいかな?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに♪