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【映画】「陰陽師0」のあらすじと感想。事実と真実?想いを開放する

ファンタジー

こんにちは、蝶まめです。

タイトルからお分かりかと思いますが、久しぶりに一人で劇場映画を楽しんで来ました♪

まだ娘と一緒に映画を楽しむのは難しく、夫の勤務も不規則なのでタイミングを逃しがちなんです。

ということで今回は鑑賞したての映画を紹介!

【陰陽師0】

2024年4月19日全国公開

原作:夢枕獏
脚本・監督:佐藤嗣麻子

主演:山崎賢人
   染谷将太



2024年4月19日公開の平安時代に実在したとされる陰陽師、安倍晴明と源博雅を主役とした映画です。

蝶まめ
蝶まめ

20年ほど前に公開された映画「陰陽師」が大好きな私。比較もしますね。


最後までチェックすると、「陰陽師0」を観に行きたくなると同時に、平成の陰陽師と見較べて違いを楽しめちゃいますよ♪


「陰陽師0」のあらすじ

目に見えないものを信じる者が多かった平安時代。

政治さえも占いによって動いていた。

貴族以外の生まれの者が「出世」する唯一の道が「陰陽師」になることであり、誰もが頂点とされる帝専属の陰陽師を目指して切磋琢磨している。

安倍晴明は陰陽師を目指す学生(がくしょう)の一人。

確かな才能を持ちながら、陰陽師に興味がなく授業をサボってばかりで周りから距離を置かれる存在晴明に興味を示したのが源博雅。

ある相談を持ちかけ、共に真相究明のために共に行動するように…。

そんなある日、学生の変死事件が起こり晴明と博雅は平安京全体をも巻き込む陰謀の渦に呑まれていく。




「陰陽師0」の感想

すごい面白かったです!!
「ひとこと」と言ったらそれしかありません。

時代物ってあまり得意ではないのですが、「陰陽師」は映像や音から感じる世界観、雰囲気が最高に好きです。

  • 晴明と博雅が真相を追うストーリーなので基本は「謎解き」
  • 衝突しながらも深い所で繋がる「友情」と切ない「恋心」
  • 急に始まる「アクション」



どこをとってもよく作り込まれているなと感じました。

安倍晴明がまだ「陰陽師を目指す学生」という立場にある設定ですが、よくある「天才も元から天才だったわけではない」的な話ではありません。

晴明は元々「天才」です(笑)



何が「0」かといえば…正直「0」ではないな。

今までの作品で「正式な陰陽師」として晴明が描かれてきたことを考えれば、まだ学生=過去ということで「0」なんでしょうね。

蝶まめ
蝶まめ

オリジナルストーリーなので、晴明&博雅は他の話と繋がりはないわけで、同じキャスト&設定の続編ができてやっと「0」かな?と。


変な噂が立ったり疎まれたりするくらい「天才」「嫌な奴」である晴明は表向き、人間味がないのでしょうね。

しかし、博雅に出会ってちゃんと「人間」出してくる辺りが熱い!



「嫌な奴」と言いながら、晴明の本質をちゃんと理解・信頼する博雅もなんていい奴



全然違う立場のはずの二人の友情、ニマニマしますよ(笑)

陰陽師:令和VS平成!?

夢枕獏さん原作の陰陽師は過去にも映画、ドラマ、アニメなどで放映されてきました。

中でも「平成の陰陽師」といえば2001年と2003年公開の映画版です。



野村萬斎さんが安倍晴明を、伊藤英明さんが源博雅を演じていた映画で、フィギュアスケートの羽生結弦さんがオリンピックで披露した演目の元祖としても有名。



蝶まめ
蝶まめ

平成の陰陽師好きの私は「陰陽師0」に正直、期待してなかったんです。



「0」ってことは山崎賢人さんの晴明を原点として、分岐した将来の一つに野村萬斎さんの晴明がいるってことじゃないですか!?ないだろ〜と(笑)←極端

しかし、二人の晴明

違うようで同じで、
同じようで違って、
晴明は晴明だな…
 と実感。



野村萬斎さん演じる平成の陰陽師は「優雅」「ファンタジー」

山崎賢人さん演じる令和の陰陽師は「華やか」「リアリティー」

蝶まめ
蝶まめ

平成も令和も似た演出、セリフもあり「ああ〜晴明だ!」「陰陽師だ!」となりました。



初めは根本的に設定が違うのかと感じたものの、最後でちゃんと回収されていて納得です。


まとめ:陰陽師=晴明・博雅

陰陽師は「悪霊を祓う」的なホラーテイストかと思いきや、実際にはリアリティ溢れるファンタジー…。

平安時代設定だけど、令和になっても変わらない「人間の性」的な部分がよく描かれていて、いろいろと感じることがありました。

蝶まめ
蝶まめ

晴明と博雅のような関係性の相手がいたら大切にしよう。



久々にパンフレットも購入してきました。



青?とちょっと意外に感じましたが「五芒星」が「陰陽師」ですね〜。(劇中に五芒星出てきたか??)

設定なども載っているので、劇中で少し「?」だった部分も納得。

私と同じ劇場で鑑賞していた人たちも退場しながら「いい映画だった〜」と語り合っているのを結構聞きましたよ。

蝶まめ
蝶まめ

私は一人だったから、語りたい想いを心に秘めて帰ってきました。



これ以上書くと監督が込めた願いの部分でネタバレになってしまいそうなので我慢!!
ぜひ観てみてくださいね〜。

ノベライズ小説も発売されていますので、セットで楽しむのもおすすめ♪←私も買ってしまった…


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪