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【小説】課題図書「宙わたる教室」がドラマ化決定。人間と科学の不思議

フィクション

どうも、蝶まめです。

夏休みが終わり子どもたちにとっても忙しい2学期がスタートしています。

運動会に参観日、校外学習もあれば持久走大会もあり、親の立場で見ても希望休やら調整やら大変。
でも頑張る子供の姿を見れる機会も多いからいいか。

今回、紹介する本は読書感想文の高校生の部、課題図書になっていた

伊与原新さん著の「宙わたる教室」



10月からNHKドラマとして放送が決定したことでも話題になっている作品です。

蝶まめ
蝶まめ

伊与原新さんの作品が好きな私は大感激でした。
ドラマも観る予定です。



最後までチェックすると「宙わたる教室」を読んでみたくなりますよ♪

「宙わたる教室」のあらすじ

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。

「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、
「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。

『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
今年一番熱い青春科学小説!

「宙わたる教室」の感想

見た目や今までの人生経歴が全てなんてこと絶対にないなと感じました。

見た目も喧嘩っ早い性格も不良以外の何者でもない岳人。
不良は底辺、不良にはできるわけがない。

周りも岳人自身もそう思い込んで疑わなかったけれど、ひっくり返したら全然違い、どんどん変わっていく。

気づきや変化は他のメンバーにも共通していて、形は全く違えど繋がるものがあって。

そうだよね。学力の高い全日制の高校生に、年齢も経験も全く違うものを持ち合わせた定時制の高校生が敵わないなんて誰が決めた?

研究は頭が良ければ成功するわけじゃない。閃きだ!!(笑)


できないことなんてきっとない。
遅いなんてことも絶対にない。

そう思わせてくれるストーリーでした。

「宙わたる教室」のドラマ化情報

2024年10月8日(火)放送開始
全10回

【NHK総合】夜10時
【BSP4K】午後6時15分

出演:窪田正孝(藤竹)
   小林虎之介(岳人)
   ガウ(アンジェラ)
   伊藤蒼(佳純)
   イッセー尾形(長嶺)


映像の中で、岳人たちが行う実験の様子も見れるのかな〜??

発表されているキャストをみると、原作のイメージに合うと感じるので楽しみです。

まとめ:一歩を踏み出すきっかけに。

「宙わたる教室」は「やってみよう」「目指してみよう」という気持ちを押してくれる作品です。

そして「やり遂げる」という強い意志を固めるきっかけになります。



私が伊与原新さんの作品が好きな理由は科学が好きだから。

文系か理系かずっと分からずにいた私ですが、やっぱり理系だ!と思えるようになるくらいワクワクするんですよ。

専門的な話が含まれるので苦手な方は敬遠してしまうという話も聞きますが、専門的な部分を理解できなくても、ストーリーはちゃんと繋がるので大丈夫。

素敵な話、驚く話などたくさんあるので、ぜひ伊与原新さんの作品を読んでみてくださいね♪

最新作は2024年9月26日発売予定のこちらです⇣


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪