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【小説】「クスノキの番人」はおすすめ!同じ思いを伝える唯一の方法

ファンタジー

こんにちは、蝶まめです。

先日発売したばかりの「クスノキの女神」をレビューしましたが、そもそも前作レビューしてないじゃん!!



ということで、今回はこちらを紹介!

東野圭吾さん著「クスノキの番人」



人が入れるほどの大きなクスノキには、信じられない不思議な力があるんですよ。


最後までチェックすると「クスノキの番人」からの「クスノキの女神」が読みたくなるはず♪

「クスノキの番人」あらすじ

祈れば願いが叶うといわれるパワースポットのクスノキ。

不当解雇の腹いせに犯罪を犯してしまった玲斗は、釈放の条件として「クスノキの番人」を任される。

見習い番人となった玲斗が、伯母であり現番人である千舟と祈念にやってくる人たちと関わりながらクスノキの力や祈念の意味を知っていく。



「クスノキの番人」感想

大切なのは「出自より自分の努力」ですねやっぱり。



玲斗は出自に恵まれなかったかもしれないけれど、番人見習いをする中で出会う人達や千舟との関わりで変わっていくんですよね。

辛いことなど「知らないほうが良かった」と思うこともあるかもしれないけど、「知らなければ変わらない」こともあるんだろうな…。

蝶まめ
蝶まめ

願いが叶うクスノキというファンタジーありのヒューマンドラマのような印象でした。



東野圭吾さんの作品は結構ドロドロが多い印象ですが、これは穏やか…。

立場的な複雑さや現実表現、言葉の厳しさなどはありますが、現実と非現実の境目に違和感がなく続きが気になって読み進めました。

私は結構好きな話だったので、続編の「クスノキの女神」は即お迎えしてしまいました。



クスノキの女神もレビューしているので、一緒にチェックしてくれたら嬉しいです。



東野圭吾さん作品のおすすめ

東野圭吾さんの作品は多いですし、どれが一番人気か問われても「それぞれ」であって難しいですね〜。

私も一番は選べないので、2つ紹介します。

どちらも有名ですね(笑)

容疑者Xの献身



福山雅治さん主演で映画化もされているタイトルですね。



白夜行



白夜行も映像化されていますが、続編と言われている小説を一緒に紹介しましょう。

幻夜



まとめ:

不当解雇が理由とはいえ、犯罪に手を染めてしまう玲斗の行為は許されません。

作中でも「ちょっとそれは…」と思うことも多少あるのですが、だからこそ成長を感じるのかもしれないと思いました。

蝶まめ
蝶まめ

最初からいろいろ恵まれて、いい人で…で不当解雇!なんてなったらきっと違う(笑)



決して楽なことはないし、誰でも残酷な現実と隣り合わせとも言えますが、受け入れて努力すれば変わることもきっとあるんでしょうね。

やっぱりクスノキにはトトロが住んでいる!!←女神でも言ってたな私(笑)

きっとトトロが寝てるあの場所は…いや、メイが覗き込む穴?

どうしてもそのイメージが強い私でした。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪