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【氷室の華】怖い…けれどなぜか美しい、ホラー小説の感想

どうも〜、蝶まめです。

今回紹介するのは表紙がこちらのホラー小説です。

「氷室の華」/篠たまき

表紙が妙にキレイで惹かれたのですが、帯に…

「鈴木光司が驚愕」

と書かれていたので驚き、興味が増し増しに…。

ホラーの種類もわからないまま手にしてしまいました。

あらすじ

白姫澤村に住む祖父を訪ねた小学生のユウジは、彼の家系が氷室守だったことを知る。
しかし、氷を保管する洞窟で、氷室守に託されたもう一つの役割を明かされたことから、いつしか彼はよこしまな蒐集を始め……。
妖艶な雰囲気に包み込まれるサスペンスホラー。

感想

ゾクゾクとする怖さが残ります。

そして妙に美しく、グロテスクという不思議なホラー小説ですね。

世界観の設定から異質なのもありますが、妙に引き込まれ、時に目を伏せたくなったり、開いた口が塞がらない状態だったりと、感情が揺さぶられました。

最終的にこれは何なんだろう。

血が導く本能的なものなのか、導かれ作られた人格が引き起こすものなのか。

終わったようできっと終わらない。

その理由は誰にもわからないままなのかな。

まとめ

篠たまきさんの作品はこれが初読みで、他の作品もまだチェックしていません。

しかし、独特の世界観や表現に妙に惹かれる部分があるので、いろいろと読んでみたくなりましたね。

また何か読んだら紹介しようと思いますので、気長にお待ち下さいね♪