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【小説】「本屋さんのダイアナ」のあらすじと感想を紹介♪

文芸

こんにちは、蝶まめです。

学校も新年度が始まったと思ったらあっという間に2週目。

進級しての新習慣も継続中の娘。

蝶まめ
蝶まめ

見守りもなかなか大変と嘆いているのは私のほうかも…(笑)



さて、今回紹介するのは

柚木麻子さん著の「本屋さんのダイアナ」

いわゆる「DQNネーム」と「普通の名前」の二人の物語です。

最後まで読むと「本屋さんのダイアナ」が読みたくなり、自分の中の「普通」に目を向けるきっかけになるはず!!

「本屋さんのダイアナ」あらすじ

「名前も見た目も全部嫌い!!」
すべてを否定する自分と肯定してくれるあの子…。

私の憧れをあの子は全部持っている。
そんな風に見えた。

そんな二人の共通点は「本が好き」

学校が違っても変わらないと思っていたのに、些細なすれ違いから疎遠になってしまう。

でも…。

「大穴(ダイアナ」と「彩子」の小学生から始まるダブルヒロインストーリー。



「本屋さんのダイアナ」感想

「名前」から始まる普通と普通じゃないの区別。

自分にないものに憧れ羨み「自分以外が素晴らしい」と感じて無いものねだりしてしまうことはきっと多いんだろうな…。

深い所で繋がっているからこそ思い出し関わらない時間にまで影響を与え合うのかもしれないし。

蝶まめ
蝶まめ

現実でそんな相手に出会えたらどんなに素晴らしいんだろう。



ダイアナのお母さんの強さに圧倒され憧れましたね。
あの人はダイアナが何者か気が付いていたんじゃないかな。



「呪い」を解いて再会を果たした二人のこの先が気はきっと

「比べる対象」ではなく「良い影響を与えてくれる相手」

に戻れたと信じずにはいられません。



頁数はそう多くないのですが、一頁にぎっしり書いてあるタイプの作品なので比較的時間がかかりましたね。

蝶まめ
蝶まめ

「児童書」という評価も見かけたくらいですが表現は児童書とまで言えないかな…。



主人公の視点が小学生から大学生までなのである程度の年齢目線だと幼い印象を受けるのかもしれません。

こちらもおすすめ♪「光のとこにいてね」

一穂ミチさん著の「光のとこにいてね」も「普通」を考える時にはおすすめです。



「光のとこにいてね」:一穂ミチ



「普通とは何か」を考える話という点で「本屋さんのダイアナ」と似ているのですが、全く違うというか。

蝶まめ
蝶まめ

切なさでいえば「本屋さんのダイアナ」の方が少し楽に読める感じかな?




「光のことにいてね」はこの記事↓であらすじと感想を紹介しています。

こちらもぜひチェックしてくださいね♪



まとめ:「普通」ってなんだろう

DQNネームやキラキラネーム…。
よく話題になりますよね。

「名前が嫌い」って人は結構多いかもしれません。

蝶まめ
蝶まめ

普通ってなんだろう??と考えるきっかけは、すぐそばにあるもので…。



私も「本屋さんのダイアナ」はおすすめされて手に取りましたが、読んで良かったと思う本です。

物語の先の二人がどうなっていくのかに想いを馳せていました。



柚木麻子さんの著書は他に読んだことがなく…

調べて気になったタイトルがこれ↓



とりあえずお湯わかせ



タイトルのインパクト(笑)

エッセイ集らしいですが、読んでみたいな〜と思っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪