どうも、蝶まめです。
我が家の積読本を眺めて、少しは消化しようか考える日々です。
ということで今回選んだのは夏の文庫フェスで手に取った一冊。
「真夜中のマリオネット/知念実希人」
先に言っておくとあらすじを読んで「グロ系かな?」と少し不安でしたが、大丈夫でしたよ。
選書理由
夏の文庫フェアの季節は書店に入り浸り(笑)
各社の対象書籍の中で目についた中の一冊です。
知念実希人さんの作品という点も理由になるかも。
あらすじを読んでグロ系をイメージしたので一度は置いたものの、やっぱり気になるということで、後日改めて手に取りましたよ。
あらすじ
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をした。そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。無事、命を救って手術室を出た秋穂に刑事が告げた。「彼は『真夜中の解体魔』だ」。復讐しようとする秋穂に、涼介は涙ながらに無実を訴え証拠を見せた。秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス!
読了後感想
一言でいえば「全てが異常」です。
もう「何がなんだか」わからなくなる展開。
善って何?悪って何?
善のための悪ってある?
もしやみんな悪?私も悪?
そうかもしれない…。
でもそれってさ?
信じていたあの人は善?
人間の執着は恐ろしいですね。
とはいえその一言で済ませて良いとも言えない気もして…。
まとめ
医療系ミステリーのイメージが強い知念実希人さんですが、この作品は医療系ではありません。
舞台の一部が病院で主人公である秋穂が医師という設定ではありますが、専門的な部分は必要ない分、心理的部分をしっかり見やすいと思いますよ。
知念実希人さんの作品では、最近読んだ中で「ヨモツイクサ」が印象的。
こちらはグロ要素強めだったので苦手な方は注意ですが、とにかく怖かった!!
独特の世界観を味わいたい方におすすめです。