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異人たちは泣ける?山田太一原作【異人たちとの夏】をリメイク!

ファンタジー

こんにちは♪ローズマリーです。

今回紹介する映画は…

異人たち


雨の日だったので映画を観ようと、上映中の作品をチェックしていて目に止まったのが、こちら『異人たち』



脚本家、山田太一さんの小説で大林信彦監督により映画化された『異人たちとの夏』のリメイクです。

偶然にも最近、「異人たちとの夏」を鑑賞したばかりでした。


ということで気になった私は

早速『異人たち』を観に行きました。

ロズマリ
ロズマリ

ノスタルジックで泣ける



最後まで読むと、あなたも『異人たち』が気になってくるはず!

作品情報

異人たち R15+

2023年:イギリス
日本公開:2024年4月19日

ジャンル:ファンタジー/ロマンス

監督:アンドリュー・ヘイ

原作:山田太一

キャスト:アンドリュー・スコット
     ポール・メスカル
     ジェイミー・ベル
     クレア・フォイ



「異人たち」あらすじ

ロンドンのタワーマンションに暮らす40代独身男性のアダム。

12歳の時に交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を送っている。

脚本家の彼は現在、両親との思い出を元にした脚本を執筆中。
そのため、両親と過ごした郊外の家を訪ねる。

そこでは30年前に他界した父と母が当時と変わらぬ姿で暮らしていた。


そんな中、彼は同じマンションに住む謎めいた青年ハリーと出逢い恋に落ちていく。




異人たちの感想

リメイクなのであまり期待はしないで観ましたが想像を超える感動でした。

ふたりの寂しさや虚しさが痛いほど伝わり心が揺さぶられるよう。



今回のリメイクで変更したのは、主人公のアダムをゲイの脚本家にしたこと

当然、相手役も男性に変更※「異人たちとの夏」では離婚したばかりの脚本家で相手役は女性

ロズマリ
ロズマリ

ストーリーは同じなのに、ゲイであるゆえに誰にも理解してもらえず常に孤独なんですね



この設定変更によりアダムがより一層、どこか危うく儚げに映ります。

ゲイであるがゆえ心から話せる友人もなく孤独で虚しい日々を送っているわけです。

40代ともなると周りの友人は結婚し家族と共に郊外に暮らしているのだとハリーに話しています。

一方、アダムは独りタワーマンション暮らし。
窓も開かない部屋で日々を過ごし殆ど外出することもありません。

そんなとき幼い頃の思い出を元にした話を脚本にするため、当時住んでいた郊外の家へ赴くわけです。

思い出に浸り、当時暮らした家の付近を歩いていると30年前に事故死した父が昔のままの姿で、普通に話かけてきます

懐かしい父に逢いたいと思う気持ちが見せている幻なのかもしれません。

幻想的なシーンが多く、みている側も夢か現実かわからなくなります

一方、同じマンションに住むハリーもまたゲイであることをカミングアウトしたことで家族と疎遠になりアダム同様、孤独なんですね。

ゲイであることで偏見や差別を受けて生きてきたであろうアダムがまるで子供ものように母に甘えるシーンは見ていて切なくなります。
アダムの両親が生きていたらと思わずにはいられません。

アダムの住むタワーマンションから見えるロンドンの夜景は別の世界に迷い込んでしまいそう。
それほど幻想的に映し出されていました。

そして昼間はガラッと雰囲気が変わります。

夜が明けると否応なく現実の世界に引き戻されるかのように…

憧れだったタワーマンションに住んでいてもアダムにとっては寂しさや虚しさしか感じられなくなっていたのかもしれません。

窓も開かず、ひとの温もりも感じられない孤独な部屋でしかないわけですから。

両親がいる郊外の家は懐かしく温もりがあり居心地の良い空間なので頻繁に会いに行くのも当然でしょう

ずっと寂しい思いをしていたアダムは両親が生きていたらと幾度も思ったはず。
話したいことが沢山あったはず。

当時のままの母は現在のアダムより歳下ですがアダムの好きなお菓子を焼き楽しそうに会話する様子に違和感はありません。
大人になった姿を見ることができて、とても幸せそうです。

夢なら覚めないで。
ずっとこのまま…

さあ、この先のストーリー

両親のいる郊外の家に通い続けるアダム。
そして同じマンションに住むハリーとの関係はどうなっていくのでしょう。

ロズマリ
ロズマリ

続きが気になったら異人たちをみてくださいね。
おすすめできる映画です。



※わたしはとても感動したのでオススメなのですが、同性愛がテーマでもあるので苦手な方は注意してくださいね

男女の恋愛とは違う分、ストーリーに深みがあり考えさせられた映画です。

関連作品 「異人たちとの夏」

ここまで紹介した「異人たち」はイギリス版リメイク。

本家となる日本版はこちらです。

【小説】「異人たちとの夏」:山田太一著



【映画】「異人たちとの夏」:大林信彦監督



まとめ

原作『異人たちとの夏』の設定を変え、主人公をゲイの脚本家にしたことで両親との関係もより深いものになっています。

幼い頃は伝えられなかった思いも大人になったいまだからこそ…

ロズマリ
ロズマリ

クリスマスツリーの飾りつけをするシーンがとても素敵。ノスタルジックで家族の温もりが感じられるシーンだと思います



おまけ:パンフレット

とても感動したのでパンフレットを購入しました。



このマンションどこか別の世界に通じているのかも?と思わせるデザインですね。

夜になると人の気配が途絶えるタワーマンション。

とても読み応えのある素敵なパンフレットでした。

今回も最後までおつきあいありがとうござました。
次の映画紹介もお楽しみに♪