こんにちは♪ローズマリーです。
雨の季節で蒸し暑いですね。
そんな日は、ちょっと怖い映画なんて如何ですか?
今回おすすめする映画は
ゲット・アウト
この映画、何かが変です。
どうにも居心地が悪い。
なんとも言えない違和感。
怖いというより、何にかが、おかしい。
ちょっと気になりませんか?
予想外のストーリー展開で飽きさせません。
グロさも特に気にならず家族で観るのにも支障はないと思います。
良かったら最後までお付き合いくださいね。
作品情報
ゲット・アウト G
2017年 ホラー/スリラー 1時間44分
監督 ・脚本 : ジョーダン・ピール
制作 : ブラムハウス・プロダクションズ
モンキーパウ・プロダクションズ
キャスト:ダニエル・カルーヤ
アリソン・ウィリアムズ
ラキース・スタンフィールド
あらすじ
ニューヨークに暮らすアリフカ系アメリカ人の写真家クリス。
白人の恋人ローズから、一緒に実家に行って欲しいと誘われるがクリスはあまり乗り気ではなかった。
両親には自分が黒人であることを話したのか尋ねるが、話してないけど重要なことではないと言う。
愛犬の世話を親友のロッドに頼み、ローズの運転で実家に向かうのだった。
裕福なローズの両親の住む屋敷。
黒人の使用人が気になるクリスだったが何か異様な雰囲気。
一見友好的な、この家の人々も何かがおかしいと感じるクリスだったが…。
ゲット・アウトの感想
タイトルのゲット・アウトの意味が凄くわかる〜
人種差別の映画のようで、人間の欲が凄まじいというか…いままで観たことのない映画でした。
驚きと憤り、ホラーというよりサスペンスと言ってもいいかも。
ローズの父親は医師、母親は精神科医、弟も医師。ローズの母は喫煙するクリスに禁煙を勧めます。催眠術で簡単に煙草をやめられるとのこと。でもクリスは断ります。禁煙はするけど、催眠術に頼りたくはない。
実家ではパーティが開かれるんですが招待客は皆、白人です。そんな中にひとり、黒人がいて主人公のクリスが声をかけます。
でも、話していても黒人なのに何かが変だと思うクリス。
白人ばかりの中にいるから黒人が目立つのもあるけど…存在そのものが不穏な感じなんです。
家政婦さんは、不気味とも言えるほど、にっこり笑ってみたり、かと思うと真顔で涙を流していたり、その様がなんか不気味で怖い。
攻撃してくるわけでもないのに、何か不穏。
表面的にはフレンドリーなローズの家族やパーティに訪れた白人たち。
だけど、何か違う。
クリスは居心地が悪いので、親友のロッドと電話で話して気分転換です。
「だから白人の彼女の実家には行くなと言っただろう」とロッド。
どこがどうとは言えないけれど違和感を感じるゲット・アウトは伏線も多いです。
冒頭のシーンから、注意深くみてくださいね。2度みるのもおすすめ。
主人公と友人を含めローズの実家の使用人、庭師と家政婦、パーティのゲストと合計5人の黒人が登場します。
俳優さんたちの演技力には圧倒されますし、親友のロッドが癒しとなり笑えたりもします。
そして不穏な雰囲気から怪しい展開になり恐怖のクライマックスへと話は進みます。
この先はネタバレになるので書きません。
私は特に期待はせずに観たのですが、予想に反して凄く面白く観ることができました。
特にゲット・アウトは発想が凄いと思いました。
あなたも是非、映画全体から漂う違和感の正体を確かめてみてくださいね。
ミニ情報
ゲット・アウトの監督
脚本、監督のジョーダン・ピールはアメリカのコメディアンだそう。このゲット・アウトが初監督作品。
他に2019年映画アス、2022年映画ノープがあります。やはり黒人がテーマの映画になっています。
黒人さんがやってるグータッチ
ゲット・アウトの中でも出てくるのですが黒人さんがする挨拶でお互いの拳をコツンとぶつけるやつ、グータッチ。英語で(フィスト・ バンプ)は握手やハイタッチと似た意味で用いられます。
親しげに見えるし、なんかカッコいい挨拶ですよね。
その辺りも映画の伏線だったりします。
1時間44分でサクッとみられる映画なので何をみるか迷ったらぜひ鑑賞してみてね。
最後まで、お付き合いありがとうございました。次回の映画紹介もお楽しみに♪