こんにちは、ローズマリーです。猛暑も過ぎ、急に肌寒くなりました。
では今回紹介する映画です。
クローズド・ノート
沢尻エリカさんの、『別に…』という不機嫌な舞台挨拶で有名?な映画です。
原作は雫井脩介さん。
共演は
伊勢谷友介さん、竹内結子さん。
当時、観に行く予定はなかったのですが、話題になっていたので逆に気になり映画館に足を運びました(笑)
結果、とても良い作品でした。
良かったら、お付き合いくださいね。
作品情報・あらすじ
クローズド・ノート
2007年 138分 ドラマ
監督
行定勲
原作
雫井脩介
キャスト
沢尻エリカ
伊勢谷友介
竹内結子
永作博美
あらすじ
女子大生の香恵は引越し先のアパートで、前の住人の置き忘れたノートを見つける。そのノートは小学校の教師の日記だった。
そんなある日、アルバイト先の万年筆店にイラストレーターの石飛リュウと出会う。
香恵は教師を目指していて、前の住人である伊吹も教師だったことから、日記を読むようになるのだった。
映画をみて思ったこと
原作は未読です。この映画はネタバレ厳禁なので、感想は映画の雰囲気などに触れていきますね。
ストーリーが良くて好きな映画です。謎めいた石飛に恋心を抱く香恵と、日記の中の伊吹先生。同じ部屋の中で、過去と現在ふたりの女性の物語が繰り広げられます。
前の住人、伊吹の部屋と香恵の部屋のインテリアを比較するのが楽しかったですね。古いアパートなんですが温かみのある雰囲気が素敵でした。
私は邦画をみると部屋のインテリアに目がいきます。参考になるものもありますね。
そういえば、映画などでひとり暮らしだと部屋にテレビがないことが多いです。テレビがない方が部屋が映えるんですよね。
テレビは場所とりますし、日本で一人暮らしの部屋だと狭いのが普通です。その部屋を魅力的に映すのにテレビ邪魔なんですね。
ですから『クローズド・ノート』の部屋にテレビはありませんでした。
あと、特筆すべきは
万年筆ですね。
香恵がバイトする店が万年筆を扱っています。香恵自身も父親にプレゼントしてもらった万年筆を持っています。
そして、伊吹のノートは万年筆、ボルドーのインクで書かれているのが印象的。
この映画をみると万年筆が欲しくなるんですよね。丁寧に文字を綴るっていいなと思える。
まるで、内容に触れない感想になってしまいました。でも、小説を読むように、すうっと物語が入ってくるような映画です。
香恵はノートの中の伊吹先生に憧れ、自分もこんな教師になれたらと思っていたのかもしれません。
パンフレット
映画のタイトルにもある、ノート。
伊吹先生の日記が綴られているノートのデザインのパンフレットになっています。
パンフレットでも触れていますが
万年筆が素敵です。
そして
マンドリン。
香恵が練習しているマンドリンで奏でる曲がノスタルジックな気持ちにさせます。
『ともしび』という曲ですね。
気になったら『クローズド・ノート』を観てくださいね。
今回も最後までお付き合いありがとうございました。次の映画紹介で会えたら嬉しいです。