こんにちは♪ローズマリーです。
気がつけば6月、雨の季節が近づいてますね。
そんな季節にぴったりの雨のシーンが印象に残る映画です。
2024/05/31からリバイバル上映中
『アバウト・タイム』を観てきました。
ジューンブライド期間限定上映です。
私は10年前の公開時に劇場鑑賞しています。
ちょうど雨の日だったと記憶しています。
ポスターをみて、直感で選んだ作品でした。
でも正直に言えば『アバウト・タイム』は苦手な作品でした。
今回は誘われて10年ぶりの鑑賞。
今回、改めて観てーー
苦手だったはずの映画の世界に、すんなり入ることができました。
2時間という時間も長くは感じなかったかな。
良かったら最後までお付き合いください。
アバウト・タイム 作品情報
アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
G 2013年イギリス 日本公開2014年
ロマンス/SF 2時間3分
監督・脚本:リチャード・カーティス
音楽:ニック・レアード=クラウズ
キャスト:ドーナル・グリーソン
レイチェル・マクアダムス
ビル・ナイ
リディア・ウィルソン
マーゴット・ロビー
アバウト・タイム あらすじ
イギリス南西部のコーンウォールに住む青年ティム。
21歳の誕生日の朝、父に告げられた驚くべき秘密ーーそれは
この家の男たちにはタイムトラベル能力が備わっているという。
最初は信じなかったティム。
だが簡単な方法で自分の過去に戻れることで人生が変わった。
幸せになるために、この能力を活かそうと思ったティムは理想の恋人ができたらと思い様々な失敗にもめげずタイムトラベルを繰り返す。
両親、妹、母の弟である叔父が暮らす家。
皆、仲が良く満ち足りた毎日を過ごしていた。
そして、就職のため家を出てロンドンに向かうティムを待ち構えていたのはーー。
下宿先の脚本家だった。
お世辞にも親切とは言えない彼と同じ屋根の下、新しい人生の第一歩を踏み出すことに。
アバウト・タイム 感想など
アバウト・タイムを観て感じたことは
こんなところに住みたいな〜です。
風変わりなこの一家は、暑くても寒くても毎日、家族で浜辺に出かけてサンドイッチを食べる。
金曜日の夜は庭で家族揃って映画を観る。
たとえどんな天候であろうと。
雨が降ると全員が自然に傘をさして映画を観ている姿は笑えます。
海が近く風景も素晴らしく開放的。
理想的な環境とちょっと変わってるけれど愛情に満ちた優しい家族。
ティムは幸せそのもの。
その上、過去に戻ってやり直せる能力まで備わっていたなんて恵まれ過ぎじゃない(笑)とひねくれた感想
そんな訳で初見のときはティムにあまり好感は持てずイマイチの評価でした。
そう失敗しても何度でもやり直せるなんて甘えてる。
失敗はリセットして素晴らしい人生を掴む話?
そう思うと共感はできませんでした。
だけど、観ている自分も成長します。
素直な気持ちでみれば、感想も変わってくる。
ティムは能力でお金儲けをするというわけではないんです。
真剣に考えて思いついたことは彼女が欲しい。
だから、そのパワーで理想の彼女を見つけたいと父に告げるシーンは微笑ましくもありました。
そして社会に出て働き成長していく中で自分のためではなく誰かを助けようと、その能力を使い過去へ戻ったり…。
ロンドンで出会えたメアリーとティムの話がメインではあります。
しかしアバウト・タイムはロマンス映画というより家族の大切さを感じることができる作品だと思います。
二人が出会うロンドン。
どんな出会いをして愛を育むのでしょう。
コミカルに描かれているので楽しめると思います。
ネタバレになるのでティムとメアリーの話は省きますね。
私が特に印象深かったのは
お父さんとの関係性。
卓球をしたり、おしゃべりをしたり、そんな父と息子のふれあいがとても自然で楽しそうなんです。
ある意味、アバウト・タイムは父と息子の話であると思います。
そして何気ない毎日がどれほど愛おしいかを教えてくれる映画でした。
コーンウォールの家は本当に素敵。
こんなところで育ったなら自然体でいられるでしょう。
私も、ゆったりとした気持ちで映画を観れた事で素直に感動できたようです。
スクリーンで観ると浜辺の景色も庭のガーデンパーティも突然の雨さえも臨場感に溢れ、観ていると笑顔になれます。
『アバウト・タイム』おすすめです。
アバウト・タイムのヒロイン、レイチェル・マクアダムス主演のタイムトラベラー系の映画もおすすめ。
タイムトラベラーの奥さん役です。
アバウト・タイムのティムとは真逆の設定で悲しきタイムトラベラーという感じで、こちらも感動ものです。
きみがぼくを見つけた日
パンフレット・ミニ情報
今回のリバイバル上映ではパンフレットの販売はありません。
こちらは2014年公開時のパンフレット。
雨に濡れた二人が素晴らしい笑顔を見せています。
結婚式の悪天候は逆に忘れられない強烈な印象として心に刻まれる…。
リバイバル上映では入場者特典としてカードが貰えました。
そうそう、キャスティングですが、アバウト・タイムのヒロイン、レイチェル・マクアダムスの起用は監督が個人的に大好きな女優さんだったからだそう(笑)
そんなレイチェル・マクアダムスはアバウト・タイムの脚本を読んで、とても面白くナチュラルな話が気に入ったのだとか。
今回も最後まで、お付き合いありがとうございました。
次回の映画紹介もお楽しみに♪