おはにちばんは。
今日もがむしゃらに私らしく
今回もよろしくお願いします。
世間ではもうずっと「少子化問題」が騒がれていますが、一向に解決する気配はないですよね…。
対策案が発表される度に「違うんだよな…」とツッコミを入れています。
今回はそんな少子化について、子育て世代である私の考えを書いていこうと思います。
良かったら最後までチェックしてくださいね。
少子化の影響は?
まずは少子化が進むとどうなるのか、改めてみていこうと思います。
経済的影響
少子化が進むと将来的な労働力が低下することになります。
今現在の現役世代もやがて高齢化し、現役世代と同じ用に働くのは難しくなっていくと同時に、若い世代は人口そのものが少ないわけですから…
社会保障制度の維持負担増加
年金や健康保険などの制度は若い世代を中心とした働く人が納める税金で賄われていますよね。
単純に受ける側が納める側を上回ればマイナスなのは考えやすいでしょう。
足りない分を補うには納める側の負担を増やすか、受け取る側の利を減らすかしかありません。
一生を自分で背負う時代
日本の社会保障制度は世界と比較しても良い方らしいですね。
とはいえ、負担が増えていくなら自分の一生は自分で責任を持って…という考えにも変わっていきます。
固定資産の処分を考える
これは我が家でも話が出てきて…
先祖の墓を私達、そして娘に引き継いで管理してほしい義実家側と、娘には引き継ぎたくない私。
この差が結構あります。
これは世代というより個人の考え方の差も大きいと思いますが、引き継げる孫がいるなら引き継いで当たり前…という考えの家でした。
娘が自分から「したい」と思ってくれること以外の負担はできるだけ掛けなくないので、終活はしっかりしておこうと思っています。
少子化が対策として議論されること
少子化が問題になっているのは日本だけではありませんが、国も対策としてさまざまな提案・検討をしています。
出産一時金増額
妊娠出産は基本的に健康保険制度が適用されないため高額になります。
その負担を軽減する為に出産した際に一時金が受け取れる制度です。
2023年2月現在の出産一時金は42万円ですが、2023年4月から50万円に増額される予定になっています。
また一般の一時金に一定額を上乗せして支給する制度がある保険組合等もありますので、負担は大きく軽減されます。
児童手当等増額
児童手当は子供一人あたり月最大15000円を受け取れる制度です。
2023年2月時点では年収960万円未満の場合、3歳未満が15000円、3歳〜小学生が10000円、中学生が10000円となります。
この制度の支給額を一律15000円にすることや、所得制限を撤廃すべきなどの意見が上がっています。
授業料無料化
義務教育である小中学校の授業料はかかりませんが、高校に加え大学まで無料に…という意見もあります。
また、無償である小中学校でも教材費や給食費、活動費など学校生活に係る費用負担が大きいため、見直してほしいという意見が親世代では多く聞かれますね。
自治体独自の取り組みとして給食費無償化などを進めている所もありますが、まだまだ全体では難しく、課題は多いよう。
保育施設拡充
女性の社会進出が進み、子供が生まれても共働きを希望する世帯が増えています。
そのため「待機児童問題」が大きく騒がれた時期がありました。
現在では解消されつつあるようですが、「保活」という言葉があるように妊娠中から預け先を探し始めるなど負担はまだ大きいよう。
預け先はあるけど認可外で負担が大きかったり、ポイントを稼ぐために認可外で実績を作って認可を目指すという意見も…。
保育施設での虐待問題などもありましたし、従事者の負担軽減等の対策も本気で動いて変えることも必要ですね。
私の考える少子化の原因
我が家は娘が生まれた時点で「子供は一人」と決めていました。
娘はきょうだいがほしいと今でも言いますが、「もう一人」とはなりません。
その理由を含めてお話します。
お金は確かに不安
子供1人の理由には「お金の不安」も確かにあります。
検診から出産、子育ての準備資金だけ見てもかなりかかりますよね?
出産一時金を増額しても出産に関わる費用自体も上がっているし、「負担0」には結局なりません。
児童手当があっても子育てにかかる費用のほんの一部にしかなりませんし、支出が増える3歳以降が10000円に減るのがキツイ…。
保育施設は増えても…
一時期は「待機児童の多さ」が問題になっていましたが、今は定員割れも起きるほど改善されている所も多いようです。
病児保育を行っている施設もありますが、コロナ禍以降は更に難しくなっている気がします。
子供が病気の時はそばに居てあげたい!という親心はどうやっても満たせないですし…。
心身の負担が大きい
何より、子育ての心身負担が大きいんですよ。
世の中では「口だけイクメン」や「取るだけ育休」なんて言葉も聞かれるくらい、男性の育児参加が「手伝いレベル」なことも多いよう…。
格差に繋がる無理を避けたい
収入が一定の中では子供が多ければ1人にかけられる教育費も時間も限られてきますよね。
周りと比べて与えられる環境が極端に劣るような状況は避けたいと思っています。
まとめ
少子化問題について身近なことを含めて書いてみましたがいかがでしたか?
こうしてまとめている間にも政府は「次世代の少子化対策」なんて言ってますがどうなんでしょう??
児童手当等の所得制限問題もSNS上では悲痛な叫びが聞こえます。
限度額より1円でも多く稼いでいたら対象から外れてしまいますものね…。
それでいて累進課税だから納税額が多くなり年収が多くても手取り額はそう変わらない場合も少なくないんですから。