【世間】少子化対策って何なんだろう??跡取りなんて考えない時代

  • 2023年2月25日
  • 2023年2月25日
  • 家族

おはにちばんは。

今日もがむしゃらに私らしく

 

ありんこさん
ありんこさんです。
今回もよろしくお願いします。

 

世間ではもうずっと「少子化問題」が騒がれていますが、一向に解決する気配はないですよね…。

対策案が発表される度に「違うんだよな…」とツッコミを入れています。

 

今回はそんな少子化について、子育て世代である私の考えを書いていこうと思います。

 

良かったら最後までチェックしてくださいね。

 

少子化の影響は?

 

まずは少子化が進むとどうなるのか、改めてみていこうと思います。

 

ありんこさん
今、一人っ子も増えているのかな?多くても3人の印象の印象です。

 

経済的影響

少子化が進むと将来的な労働力が低下することになります。

今現在の現役世代もやがて高齢化し、現役世代と同じ用に働くのは難しくなっていくと同時に、若い世代は人口そのものが少ないわけですから…

 

ありんこさん
DX活用を推進だけで補えないかもしれません。

 

労働力が低下すれば生産性や自給率も低下する可能性もあり、日常の「当たり前」が機能しなくなるかもしれません。

 

社会保障制度の維持負担増加

年金や健康保険などの制度は若い世代を中心とした働く人が納める税金で賄われていますよね。

単純に受ける側が納める側を上回ればマイナスなのは考えやすいでしょう。

 

足りない分を補うには納める側の負担を増やすか、受け取る側の利を減らすかしかありません。

 

ありんこさん
割合の決まりなどもあるし、実際には単純ではないけどね。

 

世代間での違いが大きくなる分、理解が得られないとか反発が大きくなるとか簡単な話ではありません。

 

今の働く世代は高齢者世代を支える為に頑張っても、将来自分が受ける高齢者側になった時、同じ補償を受けられない可能性も考えてますね。

 

一生を自分で背負う時代

日本の社会保障制度は世界と比較しても良い方らしいですね。

とはいえ、負担が増えていくなら自分の一生は自分で責任を持って…という考えにも変わっていきます。

 

ありんこさん
保障をあてにしないってことね。

 

老後2000万円問題もかなり話題になりましたよね。
今の生活はもちろん、老後の生活まで考えて行動するのが当たり前の時代になりつつあるというか…

 

「「元気だからまだ働きたい」という意欲より「生活できないから働くしかない」という理由で仕事を続ける人も増えていく気がします。

 

自分の生活で手一杯の子供に自分の負担まで負わせられないですよやっぱり。

 

固定資産の処分を考える

これは我が家でも話が出てきて…

 

先祖の墓を私達、そして娘に引き継いで管理してほしい義実家側と、娘には引き継ぎたくない私。

この差が結構あります。

 

これは世代というより個人の考え方の差も大きいと思いますが、引き継げる孫がいるなら引き継いで当たり前…という考えの家でした。

 

ありんこさん
孫が居ない家で墓じまいする話を聞いて否定的な発言をしていました。

 

「うちは孫もいるから心配ない」と話を繋がれたのですが、私としては娘に継がせるつもりはなく私が管理できなくなった時点で墓じまいすると伝えました。

 

子供が一人ということは親二人の負担も娘一人にかかってくるわけですよ。

 

ありんこさん
金銭的に心配なくても限らず老後から死後の決定責任的なものはありますよね?

 

娘が自分から「したい」と思ってくれること以外の負担はできるだけ掛けなくないので、終活はしっかりしておこうと思っています。

 

少子化が対策として議論されること

 

少子化が問題になっているのは日本だけではありませんが、国も対策としてさまざまな提案・検討をしています。

 

ありんこさん
それでも少子化の勢いは緩まない現実。

 

出産一時金増額

妊娠出産は基本的に健康保険制度が適用されないため高額になります。

その負担を軽減する為に出産した際に一時金が受け取れる制度です。

 

2023年2月現在の出産一時金は42万円ですが、2023年4月から50万円に増額される予定になっています。

 

また一般の一時金に一定額を上乗せして支給する制度がある保険組合等もありますので、負担は大きく軽減されます。

 

ありんこさん
とはいえ、出産に係る費用の総額…桁が変わったとも聞くからね…。

 

児童手当等増額

児童手当は子供一人あたり月最大15000円を受け取れる制度です。

 

2023年2月時点では年収960万円未満の場合、3歳未満が15000円、3歳〜小学生が10000円、中学生が10000円となります。

 

この制度の支給額を一律15000円にすることや、所得制限を撤廃すべきなどの意見が上がっています。

 

ありんこさん
現在、所得制限で児童手当支給が受けられない人は約160万人もいるらしいよ。

 

個人の意見としては難しい話だけど、児童手当は親権者の所得に関係なく子供の権利として考えてほしいな…と思います。
子供が受け取るものにはできないのかな…。

 

授業料無料化

義務教育である小中学校の授業料はかかりませんが、高校に加え大学まで無料に…という意見もあります。

 

ありんこさん
今はここも所得制限ありで無償・有償の差が大きいのが問題に…。

 

また、無償である小中学校でも教材費や給食費、活動費など学校生活に係る費用負担が大きいため、見直してほしいという意見が親世代では多く聞かれますね。

自治体独自の取り組みとして給食費無償化などを進めている所もありますが、まだまだ全体では難しく、課題は多いよう。

 

保育施設拡充

女性の社会進出が進み、子供が生まれても共働きを希望する世帯が増えています。

そのため「待機児童問題」が大きく騒がれた時期がありました。

 

現在では解消されつつあるようですが、「保活」という言葉があるように妊娠中から預け先を探し始めるなど負担はまだ大きいよう。

 

ありんこさん
子供数人、全部違う園に送迎という家庭もあります。

 

預け先はあるけど認可外で負担が大きかったり、ポイントを稼ぐために認可外で実績を作って認可を目指すという意見も…。

 

保育施設での虐待問題などもありましたし、従事者の負担軽減等の対策も本気で動いて変えることも必要ですね。

 

私の考える少子化の原因

 

我が家は娘が生まれた時点で「子供は一人」と決めていました。

娘はきょうだいがほしいと今でも言いますが、「もう一人」とはなりません。

その理由を含めてお話します。

 

お金は確かに不安

子供1人の理由には「お金の不安」も確かにあります。

 

検診から出産、子育ての準備資金だけ見てもかなりかかりますよね?

出産一時金を増額しても出産に関わる費用自体も上がっているし、「負担0」には結局なりません。

 

児童手当があっても子育てにかかる費用のほんの一部にしかなりませんし、支出が増える3歳以降が10000円に減るのがキツイ…。

 

ありんこさん
働けるから大丈夫とは言い切れないんですよ??

 

我が家は現時点で当てはまりませんが「所得制限」は子育て世帯の頑張りに対する批判じゃないかとさえ思いますよ。

 

「児童手当は子供が平等に受給するもの」にはならないんですかね??

 

保育施設は増えても…

一時期は「待機児童の多さ」が問題になっていましたが、今は定員割れも起きるほど改善されている所も多いようです。

 

ありんこさん
とはいえ、子供が体調を壊せば預けられないから仕事を休むことも…。

 

病児保育を行っている施設もありますが、コロナ禍以降は更に難しくなっている気がします。

子供が病気の時はそばに居てあげたい!という親心はどうやっても満たせないですし…。

 

心身の負担が大きい

何より、子育ての心身負担が大きいんですよ。

世の中では「口だけイクメン」や「取るだけ育休」なんて言葉も聞かれるくらい、男性の育児参加が「手伝いレベル」なことも多いよう…。

 

ありんこさん
まだまだ子育ては女性の仕事と思われがち…二人の子供ですけど??

 

それでいて「専業主婦は悪」のように言われるなど育児に集中するわけには行かず、仕事での成果も求められ…。
どうしろっていうの??という感じです。

 

格差に繋がる無理を避けたい

収入が一定の中では子供が多ければ1人にかけられる教育費も時間も限られてきますよね。

周りと比べて与えられる環境が極端に劣るような状況は避けたいと思っています。

 

ありんこさん
やるやらないじゃなくて、やらせてあげられる余力の問題ね。

 

他人との実力差が家庭の環境差を原因としたものと言われるのは嫌なので、無理して子供2人より余裕をもって1人の選択をしました。
あとは本人のやる気の問題だからね。

 

まとめ

 

少子化問題について身近なことを含めて書いてみましたがいかがでしたか?

こうしてまとめている間にも政府は「次世代の少子化対策」なんて言ってますがどうなんでしょう??

 

児童手当等の所得制限問題もSNS上では悲痛な叫びが聞こえます。

 

限度額より1円でも多く稼いでいたら対象から外れてしまいますものね…。

それでいて累進課税だから納税額が多くなり年収が多くても手取り額はそう変わらない場合も少なくないんですから。

 

ありんこさん
主婦等の働き損問題同様ですよね…。
矛盾が多ければ問題解消は程遠いのでしょう。
今後も大変なことは多いと思いますが、必死に生きるしかないのも事実…。
世間の状況が良い方に変わることを信じつつ歩いて行きましょう。