リアル56

今更…。

家にいる間は完全に近い状態でまるみんを無視しました。

娘は横にべったり憑かれてそうもいかなかった部分もあるけど、会話という会話はしていませんでしたね。

そして、当初の食事の約束時間。
私も面倒とはいえ食事に行く予定にしていたからには、昼食を作る気にはならないし、娘もその気。

まるみんだって追い返して帰るわけがありません。

夫の一声で外食に出ました。

(車の中でもまるみんは一人で謎に話していましたが無視継続。私に言ってるんじゃないよね〜?とか運転集中を気取って顔が見えないのをいいことに自然にね(笑))

食事が来るまでの間、まるみんは話します。
(注文するメニューに関しての口出しが会ったのは言うまでもない)

ま「今日、いろはを送ってくれた先生が担任の先生なの??〇〇先生(相変わらずフルネーム)。若くていい感じの先生じゃない。良かったわ〜」

あれだけ男性というだけで文句言ってたのにね。

ま「一緒に待ってたお母さんは初めて会ったんだろう??近くなのかね??」

勝手な解釈してた〜!!(笑)

紗「幼稚園から一緒ですよ。○○のAさんですよ!」

その言葉に絶句するまるみん(笑)

Aさんからみた義家族は、実はまるみんの知り合い。
実際、あまり得意なタイプではないけれど、付き合いは長いからいろいろ話をすると言っていた人の孫が娘の同級生です。

(自治会とかも一緒ということもあります。)

幼稚園入園直後に、同じ幼稚園に入った話を聞いたらしく、嫁がどうこう〜という愚痴めいた話を聞いてきて、それを丸々私に話したのです。

当時の話

ま「近所に○○さんって○○でお店やってる家があるんだけどね、今日○○の時に会って〜。聞いたらお孫さんがいろちゃんと同じらしいのよ〜。幼稚園もそこに入れたんだって。確か○○○○ちゃん!!(フルネーム)!知ってる??」

紗「同じクラスですね。」

ま「あらそうなの〜??あまり付き合わないほうが良いわよ〜。きっといろちゃんも合わないと思うけど、お嫁さんがなんかアレらしいのよ〜!私の友達とは合わないとか何とか…。気が強いとか言うこと聞かないとかじゃないのかしら〜??話も全然しないらいしいわよ!」

紗「…(らしいって知らずに言うのか…。)」

ま「それに比べて紗由さんはいろんな人が褒めてるわよ〜!!明るくて良いお嫁さんで良かったわねって!!本当自慢!!私は当たりを引いたのね!!」

この時はまだバリバリのうつ療養中。
まるみんにさえ会わなければ元気で明るい紗由さん!!で居られるようになったものの…。という感じ。

まだまだまるみんに反発したり、無視したりすることが上手くできませんでしたが、娘が入園し余裕ができたことで仕事を始め、園の役員をしたり交流の機会があったりして回復に転じ始めた時期です。

少なくとも、「まるみん家の嫁」の評判を上げるためにやっていたわけでも、無理をしていたわけでもなく、今はこれが普通の私なのですが…。

このとき私はまだAさんのことは名前しか知らず、娘が時々「一緒に遊んだ」と口にする程度でした。

ま「やっぱり親の姿は子供が見てるからさ!そういう母親を持つ子はいい子に育たないと思うの。だからいろはにそういう子と関わってほしくないから!私も絶対、○○さんのお嫁さんは嫌いだと思う!」

決めつけの話を聞き流せず、私もそういう風に見られてるのか??と心が痛くなっていました。

ま「いろはのことは私もたかともいっぱい愛情注いで育ててるし、紗由さんだって頑張ってくれてるものね。本当、息子と孫の世話してくれて感謝してるのよ〜!!ありがとうね!!これからもよろしくね!」

話が曲がって終わった典型的なパターンだったのを覚えています。

今なら私も娘も相手の好き嫌いは個人の問題だし、付き合うかどうかは自分で決める。

対応に悩んだり、喧嘩したり…多少経験することも必要だと思える。

まるみんが「嫌い」と思っても私はまるみんが「嫌い」だし、「嫌いな相手が嫌いな人は私も嫌い」と限らないとはっきり思える。

息子と孫のお世話って…。

私と夫は夫婦でなんだかんだ支え合ってお互い様な関係。
娘は私が産んだ子であって、無条件に大切な存在…。お世話してあげるという感覚で接したことなんてない。

そんな言い方は今でもしてて、はっきり考えを伝えても謎返答が来るからモヤモヤは相変わらず続く…。

次回、リアルに戻ります。