最初が肝心
最初が肝心と言っても、厳しく絶対完璧に!なんて思っていないし、コツコツ「できないをできるに変えるために始める」という意味。
小学生…。幼稚園までとは違う立場になって、将来のために様々なことを学び、身につけるスタートに立ったわけで…。
教えながら、手助けしながら少しずつ自分でできること増やしてほしいと思っています。
でもまるみんの考えは「いつまでも親はやってあげるもの」なのかもしれないな…。
その初日をまるみんに乗っ取られた状態で家に着きました。
ランドセルの扱いにまだ慣れていないし、手洗いうがい優先とはいえ、さすがに初日から投げ捨てをOKするわけにはいかないと思いませんか?
ま「早くママ玄関開けて〜いろちゃん、疲れてるんだから!!」
なぜまるみんに言われなければならないのか??
自分は玄関開けるのにもっともっと時間かかってるだろういつも。
そう思いながら玄関を開け、娘を先に中に入れます。
すかさず夫も先に中に入り、私も入りました。
決してまるみんを締め出すつもりではありません。
まるみんは靴を脱ぐのに時間がかかりまくるから、先に入れると後が入れないと知っているから。
何分掛かるんだろう…。履くのもかかるけど…。
それまでに私達3人は手洗いうがいを完了してしまうくらいです。
連絡帳やお知らせの手紙など、一式袋に入れて来るのですが、それを私に出して一緒に確認する約束です。
入学前にシュミレーションしていたとはいえ、実践は初めて。
出すもの、出さないもの、予定外のものなどこれから出てきますよね。
声掛けしながら自分で判断できるようになってもらう必要もあると思います。
ま「何〜??そんなことママがランドセル開けてやってあげればいいじゃない!なんで疲れてるいろはにやらせるの?」
だからといって今日は3時間程度で帰宅したし、給食が始まり1日になり宿題が出て…。
そうなってから始めるほうが負担は大きいから、最初から習慣にしたいだけなのに、まるみんは文句を言い始めました。
紗「もう1年生なので、1から10までやってあげるわけにはいかないんです。幼稚園の頃からそうしてきたんですから。学校となると勝手も違うし、余裕を持って習慣づけしたいだけです!」
ま「まだ1年生でそんなことできるわけないだろう!!大きくなれば勝手にやるんだから大丈夫なの!いいよ!いろはやらなくて!!ばあばあが許可します!」
謎の許可…。
その言葉は聞こえていたとは思いますが、娘はランドセルを開け、出すもの、明日の持ち物などに悩んでいて、夫はその姿を見て褒めながら一緒に確認をしています。
本当、うざい…。
もう言っても聞かないから、3人で無視モード。決めたことはやります。
まるみんもリビングにどんと座りましたが、私も娘が出してきた連絡関係に目を通し、娘と話して確認し…。まるみんの存在を無視。
お茶を出す気もなくなりました。
ま「いろちゃん!1年生だからってそんなに頑張らなくていいのよ!1年生はまだ何もできないから!ほら、前にこんな事件があってね。あれは…」
大小様々な子供が被害に遭った事件の話をして、その親への非難を交えて話し始めます。
夫は、義弟は…
この人に育てられて、それなりに常識があるのはなぜか…
義父の偉大さを感じた気がしました。
もちろん、まるみんに似ている部分は確かにあるし影響を受けているのも感じるけど、完全んまるみんでなくて良かったわ。
事件事故に遭わないために、親には監督責任があるとは思う。
でも、事件事故に遭わないために、子供自身に教えること、経験させることも必要なわけで、親が目の届く場所でそれができるのは今だけではないか…。
まるみんの考え…。それに逆行している気がするのは私だけかな?
全てをやってあげて、常に監視状態で守れば絶対に安全だとしても、そんなこと、いつか必ずできなくなるんだから。