親より祖母、再び
まだ給食もなく「下校指導」と称した授業で帰宅が早い日。
食事の約束を絶対と押し付けてきたまるみんは、約束の時間より2時間も早く来て、娘の迎えの場にまでやってきたのでした。
ま「もういろは来る??」
た「予定時間は過ぎてるからそろそろ来るだろ?」
夫は面倒そうに答え、学校方面に歩いて見に行きました。
ま「今日はいろは、嫌がらずに行ったの??」
紗「行きましたよ。楽しみにしていたので」
不登校の経験がある私には私なりの考えがある。
不登校が悪ではない…。無理矢理行かせることが正しいとは限らないし、解決にならない。
そもそも今する話なのか??
そこからAさんまで巻き込んで二人の息子自慢を始めました。
Aさんも初めての子供の入学。
将来なんてわからないし、親としての不安もいっぱいな小学校生活のスタート地点に立ったばかりで私と同じ。
「こういう子に育てなきゃ」なんて話をされても迷惑です。
私が園や学校の話(コロナ禍で後日連絡となったこと、案内省略とされたことなど)を振って引き離そうとしたものの、まるみんは話し続けます。
10分以上経ったでしょうか?Aさんに…
ま「お宅のお子さんは男の子?女の子??うちは女の子なんです!いろはって言うんだけど〜」
今更聞き始める。そもそも幼稚園も一緒なわけで、Aさんの顔に「知ってます」とはっきり書きつつ、相槌を打っていました。
Aさん「うちも女の子ですよ」
終わりそうのない求められない情報を話しまくり…。
ま「娘さんは何組なの??」
もう私はその場に居ないような扱いになっていきます。
Aさんの娘さんとはクラスが違い、まるみんが来る前に「知り合いがいない」と話していたので、Aさんは二度目の話しになっていました。
ま「うちの子と同じだったら行き帰りも一緒で安心だったんですけどね〜。仕方ないわね〜。会ったら仲良くしてやってくださいね。」
まるみんが言うことなのか?気が合う友達はきっと自分で見つけるわ!
私が何を言おうが、引き離そうとしようがまるみんは引き下がらず、ひたすら子供、孫の自慢をしていました。