おはにちばんは!今日もがむしゃらに私らしく、ありんこさんです。
最近、SNSなどでちょっとした盛り上がりを見せている「NISAが変わる可能性」をご存知でしょうか??
今回はそんなNISAが「どう変わる可能性があるのか」「変わったらどうなるのか」を簡単にお話します。
最後まで読むと、「NISAやってみようかな?」と思うかもしれませんね。
NISA制度変更とは?
これは岸田政権が掲げる「資産所得倍増プラン」の柱としてNISA制度の拡充を目指すというもの。
2023年度税制改正要望にNISA恒久化などが盛り込まれたそう。
NISA制度は現時点で期限が決まっているため、始めるのが遅いほど全体的な非課税期間が短くなってしまいます。
そのためか、「知識がないから怖い」という理由だけでなく、「今更始めてもメリットは限定的」と考える人も多いように感じるのは私だけじゃないはず!?
投資人口を増やすにはここも…
少し話は逸れますが、私は「制度を変えれば始める人が増える」とは思えなくて…
2024年に変わる予定の通常NISA(新NISA)は投資枠が二階建てで、「ここに投資してからでないと、こっちには投資できません。」みたいな感じ。
始めるために知るべきことはたくさんありますね。
苦手な人にとっては一歩進むのが大変なジャンルですが、変更だったり、複雑な仕組みがあったりするとさらに抵抗感が増します。
だから、その仕組そのものをシンプルにしたり、多くの人が理解しやすい説明方法などを構築する必要もあると思います。
ちゃんと理解できる人だけが得をする世の中〜みたいなのは、ちょっと違うだろうって思うわけです。
誰もが理解できることを前提に「行動するかしないか」じゃないと、勧める側も騙すみたいで気分良くないから…。
要望の内容が実現するとどうなる??
まず、NISA制度に関する要望をみていきましょう。
- NISA制度の恒久化
- 非課税期間の無期限化
- 年間投資可能額の上限アップ
- つみたてNISA対象商品の拡大
- 対象年齢の変更
検討されるのはこのくらい。
今と何がどう違うのか見てみましょう。
NISA制度の恒久化
「日本はずっとNISA制度をずっと続けます」ってことですね。
現状では通常NISAが2028年まで、積立NISAが2042年までと決まっています。
そのため、単純に通常NISAはあと6年弱、積立NISAが20年弱しか利用できないということ。
制度開始時点で既にある程度安定していた人は、期間や金額MAXで非課税投資ができて、対象年齢未満や、まだ余裕がない人は全然できないまま終わる…。
それじゃ経済格差は広がるばかりだし、無駄な焦りを生むだけですよね。
だから私は「制度に左右されず自分のタイミングでいつでも始められる恒久化」には賛成!
非課税期間の無期限化
恒久化と合わせると、「いつからでも始められて、いつまででも非課税で運用できる」ってことですね。
現状の非課税期間は通常NISAが5年、つみたてNISAが20年です。
そんな心配をして踏み出せない人も少なからず居ます。
その対策や考え方はたくさんありますが、そこは今は置いておいて…。
非課税期間が無期限で投資できるということは、現状ではMAXのタイミングで大暴落していても、「少し様子見」が可能になるかも!?
年間投資可能額の上限アップ
NISA制度を利用して今より多く投資できるってことです。
現状は通常NISAが年120万円(新NISAはちょっと複雑)、積立NISAが年40万円までです。
だって、通常NISAが倍ですよ!?120万円だって毎年するのは厳しいから私はコツコツつみたてNISAですが…。
単純に40万円を12ヶ月で割って月33333円が、60万円・月5万円ってできないですもん。
増えたとしても私は現状維持で続けると思います。
恒久・無期限化が実現すれば、焦らず通常NISAで分散投資って選択もできるようになるかもな〜。
つみたてNISAの対象商品拡大
つみたてNISAを利用して投資できる商品は限られていて、「通常NISAではできるけど、つみたてNISAではできません」ってものも多いです。
が、「つみたてNISAで投資できる商品を増やしましょうか」ってことですね。
対象年齢の変更
NISA制度を利用して投資を始められる年齢が未成年者まで拡大されるかもということです。
ジュニアNISA(廃止決定)があったためか現状では20歳以上が対象となっていて、20歳未満の利用は不可。
学生の頃から少しずつ実践しながら学び、長期で運用〜複利の力をフルに活かす若者も増えてくるかも?
これからの情報に乞うご期待!!
今回お話したのはまだ「可能性」の話。
「こうした方が良いと思うので検討お願いします!」と要望書を提出しましたよ〜という段階です。
これから内容を審議し、実際にどう変更するのかしないのかを決めることになります。