みなさん、子供の虫歯予防に真剣に取り組んでいる方も多いと思います。
しかし、仕上げ磨きは大人でも完璧にできてるか不安じゃありませんか?
そんな時は歯の染め出しがおすすめです!
小学校とかでやりませんでしたか?歯の汚れに色が付く!ってやつです。
- 染め出しって何?
- 安全な方法なのかが気になる!!
- 染め出しのメリット・デメリット
- おすすめ商品と使い方
最後までお読みいただければ、虫歯予防と歯磨きの練習に染め出しが有効である理由が分かりますよ。
歯の染め出しって何?
歯の染め出しは専用の液を使用して、歯に付いた汚れに着色する方法です。
どこにどのように汚れが残っているかが、見てわかるので歯磨きの練習や虫歯予防に効果的なわけです。
磨き方の基本は同じでも、それぞれの歯並びや形によって磨き残しやすい部分があります。
それを自分で意識して練習するって大切ではないでしょうか?
娘は6歳ですが、まだ上手に歯磨きはできないし仕上げをしている私も完璧かといえば自信がありません…。
染め出しって安全なの?毎日していい?
歯医者さんでは「毎日1回仕上げ磨きの際にやってみてください。」と言われました。
実際に使っている商品にも「1日1回睡眠前がおすすめ」と書いてあります。
着色料は食品にも使われる成分なのだそうで安心です。
飲み込むものではありませんし、基本的に普段使う歯磨き粉と何ら変わりはないでしょう。
ちなみにですが、我が家で使用している染め出し商品は「液体歯磨き(すすぎ必要)」なものです。
娘には夜寝る前に使用させています。
予防に一番重要な時間だなという想いもありますので…。
メリットとデメリットを解説
歯の染め出し、何がどのように良いの?ってなりますよね?
逆にそんなにいいなら、なぜみんな使わない?とも…
だからこそ、ここでメリット・デメリットを解説しておこうと思います。
メリット
メリットは何より「歯の汚れが見てわかる」ことですよね。
性格にもよるので、確実に…とはいえませんが、歯磨きをしっかりする意識が芽生えそう。
この汚れを落とすためには、歯ブラシをどう当てたらいいのかを考えて試している娘の姿には感動しています。
仕上げ磨きをする際も、磨き残しがよくわかるので大人側も助かります。
デメリット
色が付くことですね。
「当たり前じゃん!」ってことですが、歯の汚れ「以外」にも色が付くことを考えてみてください。
なんかちょっと大人っぽい…と考えると、「ああ、染め出しの色だ」と思います。
歯以外の場所に付いた色は、落ちるまでに時間がかかる場合がある…と注意書きがされています。
また、一番困るのは衣類や洗面台への着色…。
すぐに洗い流してください!と書いてありますが、洗面台が白の我が家…。
口に含んでぶくぶくして吐き出すわけですが、水を流しながらでも着色します…。
最終兵器はメラミンスポンジですが、極力使いたくない…(笑)
子供が使う時、完全に終了するまでは周りにも気を遣う時間になります。
おすすめ商品と使い方
染め出しの商品はいくつかありますが、子供が使いやすいものを使用するのが一番です。
おすすめは歯医者さんでも使われているもの
我が家で使用しているのは、歯医者さんで使用しているものの一般仕様品です。
「はみがき上手」という商品で、イチゴ味。使いやすいのが特徴です。
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ちなみに通っている歯医者さんで使用していたのは「ハミガキ上手Pro」というものでした。
詳しく見ると違いはあるんだろうけど歯科衛生士さんに聞いたところ、特に変わりはないとのことでした!
着色の質が違うのかな?
本格仕様は歯医者さんかネットで購入しよう!!
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使い方
歯医者さんで教わりつつ、家でも始めた染め出し…。
使い方を紹介しておきますね!!
「はみがき上手」の場合は1回3mlを口に含み、10秒ほどぶくぶくして吐き出した後に歯磨きする形です。
まずは手鏡を持って汚れを確認
まずは子ども本人に汚れの状況を確認させましょう。
私は娘が自分で選んだ可愛い手鏡を持たせ、全体を見させて一緒にチェックします。
歯の根元や隙間など、「ここが汚れているんだね」と話すことで、汚れである認識をしやすくなりますよね。
汚れを落とすための角度や力加減を練習する
手鏡で歯を見ながら、自分で磨く練習をします。
簡単な気がする前歯ですが、まだまだ不器用な子どもの場合、歯の形や隙間に合わせて歯ブラシの角度を調整するのは難しいようです。
ただ力を入れてゴシゴシしても汚れは落ちないし、優しい力で適切に何度も当てるようにすることが大切だと気付くでしょう。
仕上げ磨きで親子学習
自分自身でしっかり磨いた後は最終チェックの仕上げ磨きです。
違う角度から見ての磨き残しを見つけるのが仕上げ磨きのポイントかもしれません。
そしてその磨き残し部分と磨き方(見なくてもできるようになるために)を教えてあげるといいと思いますよ。
毎日していると、子供も意識して日々歯磨きが上達していきます。
将来的に学校で染め出しをすることがあった時、「あまり汚れていなくてきれいだった憧れの友達」のようになってほしいなと思っています。
きれいに歯磨きするのは、虫歯予防だけじゃなく得することありますもんね〜。
まとめ:目で見ることは一番わかりやすい!
はみがき上手を使って、歯の染め出し歯磨きを始めたメリットについて紹介しました。
- 染め出しをすれば歯の汚れが分かりやすくなる
- 毎日、寝る前の歯磨きで行うのがおすすめ
- 子供自身の歯磨きが上達し意識も高まる
- 他の部分に着色すると落ちにくいことだけがデメリット
- 歯医者さんでも使用しているし、ドラッグストアでも購入可能
- 仕上げ磨きのプレッシャーも軽減できる
虫歯にしないために一番大切なのは「間食をしないこと」とも言われるのですが、それが徹底できるかと言ったら…。
そして「歯磨きのしかた」や「虫歯の有無」での周りの視線って本当に冷たい…。
染め出しをすることで、歯磨きを視覚的に学習できることも大きなメリットだと思います。
自分で上手に歯磨きができるようになるために、一時期でも染め出しを習慣にしてみると良いのではないでしょうか。