虫歯になりやすい?エナメル質形成不全とは。時に批判されることも…。

Childcare
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こんにちは、齋藤ありさ(@butterflypencil)です。

今回は「エナメル質形成不全」についてのお話しです。

 

子供の歯が生えてくると、今まで以上に神経質になる方も多いのではないでしょうか?

 

Arisa
Arisa

私もその一人だったのですが、娘は2歳の時にかなりの歯科治療をしています。

いろいろ厳しいこと、辛いことを言われたこともあります。

 

同じことで悩んでいる方もきっといるでしょう。

そう考えて、ここで情報発信することにしました。

この記事の内容

  • エナメル質形成不全(症)とはなにか
  • 原因や注意点について
  • エナメル質形成不全の子をもつ親の気持ち
  • 批判されることも多い
Arisa
Arisa

娘が重度のエナメル質形成不全で治療と経過観察を続けている私が解説します。

 

最後までお読みいただけると、子どもの虫歯予防についての悩みが少しでも軽減されるかもしれません。

あくまで母親目線でのお話なので、「一番辛いのは子供」という部分はなしにさせていただきます。

エナメル質形成不全って何?簡単に説明すると…

「エナメル質形成不全」は、歯の表面のエナメル質が薄かったり、弱かったりする状態だそうです。

乳歯、永久歯関係なく発生する可能性があるものです。

 

Arisa
Arisa

私は専門家ではないので、断定的に伝えることはできません…。

 

軽度の場合、「歯が人より弱い」ということを除けば、決して問題があることではありません

 

しかし、注意も徹底もしなければならない面、見た目の問題や痛みなど…

悩むことがないとは言えないのです。

 

娘も上の前歯をはじめ、乳歯の多くが「重度」のエナメル質形成不全で、今も悩みは尽きません。

歯は一生ものですし、娘が辛い思いをするなんて見て耐えられませんから…。

エナメル質形成不全の原因

エナメル質形成不全の原因は、はっきりわかっていないのだそうです。

 

可能性として言われるのは以下のようなことがあります。

原因の可能性としてよく上げられること

  • 妊娠中の栄養不足や服薬の影響
  • 遺伝
  • ぶつけたなどの外傷的要因

 

乳歯が作られ始めるのは、妊娠中の比較的早い時期なのだそう。

その間に必要な栄養が足りなかったとか、薬の影響で吸収されなかったなど…。

これを聞くと、母親は本当に自分を責めてしまいますよね。

 

歯科医さんの中でも持論は分かれるようです。

特に乳歯の場合は「はっきりとはわからない」と濁す方もいれば「栄養不足が原因だからお母さんのせい」とはっきり言われることも。

注意すべきこと

エナメル質形成不全は「虫歯にしない」ことが一番重要です。

 

6歳臼歯など永久歯の場合は歯並びやかみ合わせに影響が出る可能性はあるかもしれません。

乳歯の場合、エナメル質がしっかり作られていないという以外に、身体的な影響があることはないそうです。

 

問題になるのは…

  • 歯が弱い=虫歯になりやすい
  • 虫歯になったら進行が早い

 

できることは

  • 歯磨きを徹底する
  • 甘いものを与えない
  • 酸の強いものに気を付ける
  • 定期健診とフッ素塗布

 

徹底して頑張れば虫歯にせずに済むそうです。

 

乳歯なら丈夫な永久歯が生えれば、エナメル質形成不全を乗り越えたことになりますし、永久歯の場合を含めある程度の年齢になれば、治療だって強化策を打つことだってできます。

 

でも、歯が生えたばかりの赤ちゃんの時…それをどこまで徹底できるのか…。

 

Arisa
Arisa

私は「予防に失敗した母親」なのだと思います。

 

エナメル質形成不全については、歯医者さんのHPなどでも写真付きで取り上げられていますので、見てみてください。

批判は簡単。でもそれが事実とは限らない。

娘がエナメル質形成不全と診断された時、情報収集をすると「子供を虫歯にした親」への批判が溢れていたのです。

 

歯科治療の麻酔での事故が報道されていた時期で、かなり厳しい言葉が並んでいました。

Arisa
Arisa

擁護する意見ももちろんありますが、なぜか批判の方が多く強い…。

批判の声の内容

「子供を虫歯にするなんて、立派なネグレクトだよ」

この方のお子様は仕上げ磨きなしでも虫歯にならずに済んだらしく「歯磨きをさせることさえ教えていない」という風に感じたのかもしれません。

 

確かに虫歯は「原因菌(ミュータンス菌)」を口内に感染させなければ、ならないらしいですからね。

そういった部分で相当徹底したのかもしれません。

 

Arisa
Arisa

環境が良ければ歯磨きを一切しなくても虫歯にならない…なんて話も聞きますし。

 

  • 「生まれつき歯が弱いとか、親の怠慢の言い訳」
  • 妊娠中から子供の将来考えなかったのが悪いんじゃない?

確かに「歯が弱くても予防すれば大丈夫」って書いてありますから、予防できなかった親の怠慢と言われるのは仕方ないのでしょうか?

 

妊娠中から子供のことを考えて、いろいろ徹底していたって100%確実はないからこそ、命の誕生は神秘なのではないか…

子供を大事に思ってきたからこそ、「虫歯にしてしまった」ことを悔やんで相談しているのではないのでしょうか?

 

私もこうやって叩かれる立場になるのかな…

そんな心配もあり、人に言わない方がいいのかもしれないとさえ思ったことがありました。

苦しかったこと

やはり「妊娠中にちゃんと食べなかったんでしょう?」など、娘がお腹の中にいる間のことを指摘されると苦しくなりました。

 

Arisa
Arisa

初期はつわりもひどく、水さえ吐いて点滴に通った日々だった私。

 

あの時にちゃんと食べれてたら、娘の歯は丈夫だったのかな?など、自分で思う部分はあります。

でも、つわりの原因だってはっきりわかっていないですよね。

無理にでも食べて吐いて、今度は切迫流産で、腹圧をかけるのは危険だとか言われて…

じゃあどうしたらよかったの??

 

エナメル質形成不全という状態を知らない人は多く、説明しても信じてもらえない時も辛いかもしれません。

「変な病気を持ってる子」みたいに言われますからね。

決して自分を責めないで

子供がエナメル質形成不全と診断されたとして、母親が自分を責める必要はありません。

 

必死になりすぎて、ストレスになるのも子供のためとは言えないでしょう。

まずは「受け入れる」ことをおすすめします。

「原因は分からない」という部分を逆に強味にして乗り切りましょう。

自分に原因がある可能性を否定できない反面、自分に原因があることを証明することもできません。

 

気にしても仕方ないし、責められる覚えもないということです。

その労力を、予防や治療に回した方が良いですよね。

 

Arisa
Arisa

そうは言っても、私もなかなか切り替えることはできずに悩んでいましたが…。ゆっくりで良いので切り替えていきましょう。

同じ立場にならなければわからないことも…

虫歯になってしまった場合などに批判の声もあるかもしれません。

心無い言葉をかける人も多くいます。

それは「知らないから」という理由から来る可能性もあるのではないでしょうか?

 

主婦ママさん

歯なんて元から歯なんだから、弱いも強いもないでしょう?

そう言われたことがありました。

でもよく考えれば、私も娘の歯の状態を目の当たりにするまで、そんな風に思っていました。

 

実際にはかなりの人数がいると言われているエナメル質形成不全は、後ろ指さされるようなことではありません。

誰だってきっと必死な気持ちは同じだから

子供が辛い思いをすることを望む親がいるなんて私は思いたくありませんし、きっとみんな必死なはずです。

 

パターンは違えど同じ思いをした人が必ずいて、一人ではありません。

 

批判する人にも考えはありますし、経験しなければ理解できないことは少なからずある…。

 

「決めつけることはやめて、受け入れる」ことがどんな場面でも望ましいのでしょう。

しかし、言葉でいうほど簡単にできることではありません

 

「自分の考えや行動は間違っていない」と自分も開き直ることも必要にですよ。

 

Arisa
Arisa

「正しいか間違っているか」なんて、後に結果がでなければわからないこともあるのですから…。

 

まとめ:問題があっても子供は笑う

エナメル質形成不全という歯の状態と、早い段階で乳歯を虫歯にしてしまった場合の批判についてお話ししてきました。

内容を振り返ると…

  • エナメル質形成不全は最初から歯が弱い状態
  • 基本は虫歯予防だけで問題ないが、重度だと自然に歯を失う場合も
  • 歯科医と連携しながら虫歯予防・経過観察を徹底する
  • 子どもを虫歯にした親は批判の対象になるが、自分を責める必要はない
  • 知らないこと、未経験のことは批判的になるのが人間

 

特に「悩んでいて相談した、検索した」という中では、とどめの一撃状態で、かなり傷つきます。

 

でも、親として落ち込んでいる暇はありませんよね(笑)

開き直ってからは「勝手に言ってろ」状態になりましたよ。

 

今は娘も自分の状態を理解して頑張ってますし、そういった意味ではいい経験ですから。

銀歯だってあるのに、笑って「治療頑張ったんだよ」なんて言ってます。(覚えてないはずですが)

 

もし、「虫歯なりやすい歯」の診断や、実際に虫歯にしてしまって悩んだら、この記事とこれから書く予定の記事を参考にしてほしいと思います。

 

書く予定の記事

  • 2歳。全身麻酔での歯科治療の記録

 

また、「小さいのに虫歯だらけ…」という子が身近にいるかもしれません。

それだけでネグレクトだとか、育て方が悪い…なんて思う気持ちは、捨ててほしいと思います。

 

虫歯に見えても実は虫歯ではないかもしれませんよ。