どうも〜、蝶まめです。
今回紹介するのは2025年本屋大賞にもノミネートされているこちらの作品。
「恋とか愛とかやさしさなら」/一穂ミチ
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装丁がキレイなので書店で惹かれたものの、購入には至らず…
しかし読みたい気持ちはあって図書館を利用しましたよ。
本屋大賞にノミネートされて今は予約数が跳ね上がり、一体いつになる?状態なので、タイミングは良かったですね。
あらすじ
プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。
信じるとは、許すとは、愛するとは。
男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。
感想
正直、読んでいて苦しかった部分が多くて…。
誰でも自分の本当の気持ちを隠して、口では正反対のことを言ってることもある。
それが人付き合いとか人生の常識みたいなさ。
最終的に自分でさえ本心に気づかないで、「これが当たり前だからこれが本心」にしてしまっていることもあるし。
気づいてしまったら、認めてしまったら全てが崩れることもある。
でも本当の幸せってどちら側にあるのかな…。
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まとめ
本屋大賞の発表が来週に迫っている中で書いていますが、これは有力候補ですね。
とはいえ、苦しい部分があるため、万人受けするかといえば難しい…。
精神的に余裕がない時に読むことはおすすめしません。
一穂ミチさんの作品ってそういうのが多い印象あるな〜。
ツミデミックはちょっと違うか…人って怖いってやつあったし…。
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