過去16「彼女へ②」

  • 2022年10月16日
  • 2022年10月15日
  • 過去,

メールの続き

まるみんからのメールはまだ続きます。

文章の読み書きができないに近いまるみんが、こんなにたくさん書いてきたのは奇跡だったのでは?と今は思いますが、当時は考えもしませんでした。

(まるみんからのメール)

お節介かもしれませんが言わせてもらいます。

私なら一度嫁いだら相手がどうだろうと、その親がどうだろうと離婚は絶対にしません。

普通はみんなそうすることで、離婚なんてありえないことです。
あなたがご主人のいうことを聞いて我慢する。
それが当たり前のことです。

離婚をしたということは、あなたは大きな間違いをしたんですよね。
だから、大切な息子をそんな人と結婚させることはできません。

タカトは優しいからあなたに泣かれて言い出せないだと思います。
優しくしてくれるからと漬け込んで騙すなんて普通の人のすることじゃないと思いませんか。

子供は一人では作れません。
だからあなたのお腹の子がタカトのじゃないことがわかりませんか。

今からでも間に合うと思います。
私とタカト、そして前のご主人や親御さんに謝ってすべてやり直しましょう。
子供ができたと言えば、絶対に向こうの家族も喜びますよ。(終)

はい、ここまでが1通目です。

彼の子だし、騙してもいないし、私が泣きついた??

息子の幸せを潰してるのはどっちでしょう??

体壊すほど苦労しても嫁いだら尽くす??
いつの時代の話してるんでしょう?

今はバツイチなんて珍しくもないし、離婚の原因が不仲とか苦労じゃないことも多いんだけど…

私だけでなく、すべての離婚経験者に言えるのかな?

子供は一人じゃ作れないから、息子の子じゃありませんって、どうしたら言えるんだか??

もうとっくに30過ぎた大人なんだわ。

紗由のコメント

そう思ったって言えるわけがなかった当時の私。

私はこんな経験を経て、まるみんと闘い、時に病んでどん底に落ちて、そこから這い上がって今があるので…。

あの頃はすべて「私の性格のせい」と思ってたな。

実は生き方、考え方の癖のせいでした。

これは変えられるよ。