おはにちばんは!
今日もがむしゃらに私らしく。
今回もよろしくお願いします。
12月に入り、急に季節が進んだ関東地方。
空気が澄んで天体観測には好条件な時期になってきたことを実感しています。
ということで今回は天体観測好き、星座好き、星好きの私が冬の夜空の魅力を語ります!!
- 天体ショーは珍しい??
- これから楽しめる冬の天体観測
- 夜空に興味を持つきっかけに♪
最後までチェックすると、星空や宇宙が気になってくるかもしれませんよ〜。
月食&天王星食
↑フリー素材ですが、左下に写ってるのは天王星かしら??
11月8日の皆既月食&天王星食は見ましたか?
私は娘と2人で庭に出て観測&撮影しました。
天王星食は見えた??
望遠鏡がないのでさすがに天王星は見えないよ〜(笑)
スマホの望遠レンズを使っても写りませんでした!
↑かろうじて赤い月は写ったけど…程度ですね。自宅の庭からなので明るかったのも障害に…。
視力が悪い&寒がりな夫は天体観測なんてできるタイプではないようですが、あれだけニュースなどで取り上げられれば、見てみるか??と思うのかな?
何であんなに騒がれた??
皆既月食も惑星食も決して珍しくありませんよ〜。
でも、今回はその2つの天体ショーが同時に起きるということで注目されたわけです。
計算によると442年前=安土桃山時代に皆既月食と土星食が同時に見られたということでですが…。
安土桃山…織田信長??(歴史にも強くない私)
当時の人達はどう感じたんだろうな〜。
占星術はあっただろうけど、一般層以下の人が月食や惑星の動きなんて理解してたとは思えないかも。
次回の月食&惑星食は??
ちなみに次回、皆既月食と惑星食が日本で同時に観測できるのは322年後だそう…。
しかし、これはあくまで「2つの天体ショーが同時に観測できる」時です。
皆既月食は3年後、2025年9月8日に観測できますし、惑星食は惑星を限定しなければほぼ毎月起こります。
12月の天体ショー
12月に夜空を見上げたくなるのは、やっぱり「ふたご座流星群」ですね。
娘を天体観測の世界に引き込んだ最初のきっかけです。
私も本格的な観測をするようになって、山に登ったらたくさんの天体ファンが集まっていた思い出が♪
ふたご座流星群とは?
その名の通り「ふたご座」周辺を放射点として観測できる流星群です。
ふたご座は比較的見つけやすい星座なので、放射点を探しやすいですよ。
2022年の極大は12月14日22時と予測されています。
22時前には月が登り始めるため、月の位置が低い21時から0時頃が観測に適しているとのことです。
流れる方角や明るさ、長さなど全てランダムなので、流れても気付けないことはあります。
しかし、私の経験上、1時間空を見上げて1つも見れなかったことはありませんね〜。
明るく長く流れると、歓声が上がるくらい素晴らしい瞬間です。
冬の夜空の見どころ
たくさんあるんだけど、「ほとんど分からない!!」という方のために、理科の教科書に登場する馴染み深い部分から♪
楽しくなってきたら、まず観てほしいものを紹介します。
↓冬の星空を語るならBGMはこれかしら!?(今の気分です)↓
オリオン座
教科書でもおなじみのオリオン座には星雲があることは有名かな?
視力が良いと肉眼でもボヤッとした様子を見ることができます。
場所がわかりやすいので、望遠鏡などで探すのも比較的簡単です。
シリウスと大三角
全天で最も明るく見えるのがシリウスです。
おおいぬ座の鼻先に位置する星で、太陽を除く恒星の中では最も明るく2番目に明るいとされるカノープスのほぼ2倍なのだとか!?
シリウスはオリオン座のペテルギウス、こいぬ座のプロキオンと合わせて「冬の大三角」を形作っています。
冬の大三角が結べたら、今後は冬のダイヤモンド(六角形)を結んでみてくださいね♪
スバルで視力検査
日本ではスバル(昴)として有名なプレアデス星団は、おうし座の一部でもあります。
スバルといえば自動車メーカー!エンブレムの6連星はプレアデス星団を指しているそうですね。(他にも込められた意味はあるそうです)
大昔には視力検査に使われていたという話も…。
望遠鏡で見ると無数の星が集まっていますが、肉眼でも視力によって6個〜7個程度見えます。
アンドロメダ銀河も見える
アンドロメダ銀河との距離は250万光年と決して近くはありません。
しかし、とても巨大な銀河なので肉眼でも存在を確認することができます。
アンドロメダ銀河は「星雲」「大星雲」と言われることもあるようですが、これはまだ銀河のことがよくわかっておらず、星雲と混同されていた時代の名残りとのこと。
つまりは同じもの(ものというのは適切か?)を指しています。
太陽系の距離だけでも広大さを感じる宇宙。
地球を含む太陽系は天の川銀河の中にあり、アンドロメダ銀河は別の銀河…。
他にも銀河はたくさんあることがわかっているのですが、それぞれの大きさを想像したら…??
銀河同士の距離を考えたら…??
宇宙の広さを感じませんか??
寒さに耐えられない人は…
目的の観測をするためには深夜時間まで観測が必要な場合も…。
正直、星が好きでもその時間の寒さは辛いですよ。
プラネタリウムで興味を!
オーソドックスですね。
あのドームの中に再現される星空と解説は、好きの種を持っている人にはたまりません。
あっという間に発芽します(笑)
季節ごとに違う番組を公開していることも多いですし、解説付きで天体の世界に引き込む気満々なもの、じっくり楽しむため再現度を重視したものなど様々です。
家庭用プラネタリウム
これ、寝かしつけや安眠にもいいそうですよ(笑)
私が絶対的に推すのは「ホームスター」シリーズです。
プラネタリウムクリエイター大平貴之さんが監修しています。
↑上位モデルが最近発売されましたが、お値段も本格的なのでこちらがおすすめ♪
流星機能があるものもありますよ〜(ランダムではないようですが…)
動画や本だってあり
You Tubeなどで宇宙や星座について解説しているチャンネルも多いですよ〜。
天体観測などをテーマにした小説や宇宙、天体に関する図鑑なんかも興味をもつきっかけには十分なり得ますよ〜。
天体観測を楽しもう
満天の星空の中に立つと、自分がちっぽけな存在に感じて切なくなることもあります。
しかし、逆に宇宙の広大さを感じて夢や希望を大きくすることもあります。
地球外生命体の存在が確認されていない現在で、地球という星で文明を築く程の生命として生きている私達は、本当に奇跡の存在ではないでしょうか?
その素晴らしさを実感すると、今の悩みが少し小さなものに感じられて、新しい一歩を踏み出せる気がすることも…。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね♪