おはにちばんは
今日もがむしゃらに私らしく
今回もよろしくお願いします。
私はよく本を読むのですが、そのお話をすると「読む習慣がない」とか「読めるようになりたいけど…」という声をいただくことがあります。
今回は「読書の効果」と「苦手意識の原因」についてみていこうと思います。
- 平均読書量はどのくらい?
- どうして読書が苦手なんだろう?
- 読書の始め方
最後までチェックすると、「読書を楽しんでみよう!!」という気持ちが湧いてきますよ〜!
みんなどのくらい本を読む?
52.6%が月に1冊以上の本を読むそうです。
これは平成30年度の国語に関する世論調査によるもので、結果は前回調査とほぼ変わらないようです。
みんな本…読んでるんだね??
確かに月に1冊以上読むと回答した方が半分以上を占めましたが、1冊も読まない方は47.3%ということでもあります。
月に一冊以上だから…
本を読むと答えた52.6%の方も詳しく見ると、月に「1〜2冊」が37.6%と最も多いようです。
続いて「3〜4冊」が8.6%、「5〜6冊」と「7冊以上」がそれぞれ3.2%という結果です。
読書量は大人になると減る
67.3%の方が以前に比べて読書量が減ったと回答していて、60.4%の方が読書量を増やしたいと思っているようです。
読書の効果とは??
まず「読書すると何に効果があるのか」から見ていきましょう。
これを知らずにただ「読んだほうが良いよ!」では説得力なんて皆無からね。
読解力がつく
言わずと知れた(?)最大の効果といえば「読解力がつく」ことですね。
読解力が低いと文章の内容を理解することができず、苦労することもあるかもしれません。
読み考え理解することを繰り返すことで読解力が付いていきます。
文章力がつく
読んで理解する力があれば文章を書いて伝える力をつけることも難しくありません。
専門用語を噛み砕く力、違う言い回し、雰囲気に合わせた表現など語彙力も上がりますし、読み返し訂正もできます。
読み返すことに苦痛を感じづらいことも、正しくわかりやすい文章を書く上では強みになると思います。
知識が増える
小説などの物語に限っても世界観はさまざまで、今とは違う世界を覗き見ることができます。
今まで全く触れることのなかった世界に触れることで自然と知識が増えますし、興味を持って学ぶきっかけにもなるはずです。
全く違う世界に行ける=その場に居ながら経験を積むことに近いかもしれませんね。
考えの幅が広がる
さまざまな世界を覗き見ると同時に、さまざまな立場の視点や環境を感じ想像することで、新しい考え方にたどり着くこともあるでしょう。
主人公はどうしてその道を選んだのか考えることに始まり、作者がなぜその表現を選んだのか、何を伝えたかったのかを想像することで世界は広がります。
相手の気持ちを想像できることで現実でのコミュニュケーションも円滑になり、相手を理解したり思いやったりしやすくなるかもしれません。
読書が苦手な理由
「読書はしたいけれど苦手だから」とよく聞きます。
集中力が続かない
「読書」という時間に集中できない方も多いようです。
本を読みながらもスマホやテレビなど別のことが気になってそちらに手を伸ばしてしまい、そのまま戻れないという話が聞かれました。
漢字や言い回しが難しい
普段使わない漢字や言葉、言い回しが多いと読みづらく挫折してしまうという方が多いです。
これは作家さんによる部分が大きいですよね。
専門用語を一切説明せず、分かっている前提で進められるセミナーのような感じで、そのままでは最後まで苦手意識しか残らないはずです。
時間がかかる
文章を読み考え理解するまでに時間がかかることを苦痛に感じてしまう方も多いようです。
誰でも最初からスラスラ読んで理解できるわけでもないし、読書が好きな人でも速読と言われる域に達している人はそう多くないと思います。
まずは読む速度を気にせずゆったりした気持ちで読んでみてください。
面白さを理解できない
本を読んではみたものの、その面白さを感じられず何となく時間が過ぎただけだったり、苦痛にさえ感じてしまう方もいるようです。
1冊読了しただけでは、なかなか読書を楽しむところまでは到達できないでしょう。
読書を楽しむコツ
読書に苦手意識があっても「読んでみたい」と感じている方は多いようで、どんな本から??と質問されることもあります。
「苦手」と感じてしまう理由から考えるポイントをまとめたので参考にしてみてくださいね♪
読みやすい本から始める
普段使わない漢字や言い回しが多く使われた作品や、苦手分野の知識が入っているような作品は避けましょう。
表現が穏やかで登場人物も少ない、自分が好きなジャンルの作品なら比較的読みやすく、「イメージして理解する」ことを楽しみやすいと思いますよ。
知っている内容のものから読む
例えば好きなドラマや映画の原作本ですね。
内容を知っている作品の場合、全部をしっかり読んだり気負ったりしなくても理解しやすく、「何となく」から読めると思います。
自分の知っている作品の内容と原作との違いを探す、感じることは「知っている作品を読む」楽しみでもありますよ。
習慣化する
読書をしたいと思うなら、1日に5分でも10分でも「読む時間」を作りましょう。
短時間ならスマホやテレビも忘れて集中できる気がしませんか??
期限はないほうがいい
図書館を利用するなど、期間が決まっている読み方は賛否ありますよね。
期限がないとズルズル読まないまま過ぎてしまいがちだし、期限があると慌てて読むことになり結果的に何も得ないままかもしれません。
とはいえ、「読書するようになりたい」という希望を叶えるために必要なのは「楽しい気持ち」だと思うわけですよ。
現に読むのが遅いこと、なかなか理解できないことが読書の妨げになると言われる中「急かされる」という最大のプレッシャーはNGではないでしょうか?
完璧を目指さない
一度で全てを完璧に読む必要はありません。
ますは読書をしている事実を楽しんでみましょう。
端から端まで完璧でなくても、ある程度理解できる作品もあります。
1回目は雰囲気を知り、2回目は一人に焦点を合わせてみて…と何度も読んでみると、その都度新たな発見があるのも読書です。
まとめ
「本を読もう!!」という気持ちを少し刺激できたでしょうか??
「読書をする」と聞くと、「たくさんの本を読む」というイメージがありますし、イラスト表現のあるマンガは含まないとか、文字数の少ない絵本は含まないなんて考える人もいますね。
どんな本でもいいし、1冊を何度も読んでも良いです。
たくさん読むことに拘る必要もないし、自分のペースで自分が楽しめる読書をしてほしいなと思いますよ〜。