おはにちばんは
ありんこさんです。
4月の読了本
3月があまり読まなかったこともあり、4月は意識して読もうとしたものの…。
終わってみると意外と読んでなかったな〜。
図書館に行く頻度が下がっているとこういうことになりますね(笑)
4月の読了数:5冊
光のとこにいてね:一穂ミチ
3ヶ月待ちでやっと借りられた作品で頁数は多めですが、サクサク読めた印象です。
人間の感情は難しい。
恵まれているってなんだろう。正しいってなんだろう。
親子であってもきょうだい、親友であっても「同じもの」を共有することはないのかもしれない。
ころころろ:畠中恵
図書館で検索していたら、最新10作くらいは貸出中でした!
やっぱり人気なんですね(笑)
おいしいごはんが食べられますように:高瀬隼子
「おいしいものを食べる話ではない」とは聞いていたけれど…
「食事」〜「人との関わり方」に関する価値観+恋愛(?)的な話と言えばいいのかな?
久々に読んだ芥川賞作品で、図書館5ヶ月待ちで順番が回ってきました。
はっきりとした結末のない終わり方が芥川賞らしいと感じたと同時に、160ページほどの短めの作品での受賞はさすがと言うべきでしょうか?
「価値観の違い」の違いは「正義の押し売り」にも繋がると痛感しました。
ゆんでめて:畠中恵
おなじみなので前置きは省いて…。
え??いきなりどうした?5年位時が飛んだぞ!?とびっくり!
読んでいて頭の中で整理が追いつかない逆戻り展開でした。
若旦那は大切なもののためにはトコトンまで必死になるんだなやっぱり…。
それが「優しさ」と言えるかどうかは分からないこともあるけれど…。
いつもの木曜日:青山美智子
こちらも随分と待ってやっと順番が回ってきました。
「木曜日はココアを」のスピンオフ作品で本編時点より前に当たる部分のプチエピソードです。
読み物というより見て楽しむ小さな気付きといった感じ。
おまけ:キャストは誰がいい?
小説などストーリーを読む時に登場人物をイメージしますよね。
架空の人物であり、自分の中だけに存在する特別な存在になるわけですが、その作品が実写化された時、「イメージと違う!」と思うこと、ありませんか?
原作は男性主人公なのに、実写は女性主人公になっているなんてことも多く、変わる理由も納得せざるを得ませんが、「違う!!」と…。
映画版は松嶋菜々子さんが浅川を演じていましたが、名前はどこから来たのか…。陽一くんは本当は陽子ちゃんという女の子なんです。
私と母は「竜司役は高橋克典さんが合いそう!」と話していたのですが、映画より前にドラマスペシャルとして映像化されていることを知り見ると…
浅川和行:高橋克典
「そっち!?」と思いましたね。
イメージが合わずに敬遠してしまう作品もあるかもしれませんが、実写のキャストは他の誰かの想像世界を覗き見ていると同じかもしれません。
自分と誰かのイメージを比べること。
これは実写より前に原作を読んでいるからこその楽しみで、実写のイメージが先だと原作を読んでも勝手に演じた方の動きがイメージされてしまいます。