いよいよ始まる金融教育!!すべての人に知ってほしい話

おはにちばんは!今日もがむしゃらに私らしく、ありんこさんです。

 

いよいよこの春から高校で金融教育が必修化されるのをご存知ですか?

今まではあまり学校で教わることのなかった分野ですが、調べてみると大人が「今からでも受けたい」と感じるような内容が並んでいます。

 

今回はなぜ金融教育が必修化され、どんな内容を学ぶのかと共に、学校で学ぶ機会のなかった大人世代の私達たちが学べる方法を紹介します。
ありんこさん
子供に聞かれても答えられないかも…と不安にならずに一緒に学ぶのもおすすめ!

 

  • 金融教育ではどんな内容を学ぶの?
  • どうして今、必修化になった?
  • 今からでも学びたい!方法はある?大人向け&子供向け紹介

 

最後まで読めば、金融教育の必要性を理解でき、今後のことを考えて学んでみようかな?という気持ちになるかもしれません。
ありんこさん
私はFPですが「なるほど!」楽しめる分野ですよ。

 

高校の金融教育で学ぶ内容は?

文部科学省が公表した高校の学習指導要領によると、金融教育は家庭科で学ぶようです。

 

内容をまとめると以下のようになります。

  • 家計の構造や家計管理の基本の理解
  • 収支バランスの重要性の理解
  • ライフステージ変化を含めた生涯の経済計画と管理
  • 病気や怪我、失業などに備えるリスク管理
  • 資産形成の方法とメリット・デメリット

 

ありんこさん
短い期間で収入より多く支出しなければ大丈夫!と思いがちですが、生涯という長い目で考えると…?
いちごさん
もし収入がなくなったら…?とか老後は…?とは急に考えて不安になることあるものね。
ぶどうくん
若いうちから理解していることで、人生も大きく変わるかもしれない部分だよね。

 

生涯設計の基礎

実際に職業やライフプランを設定し、具体的な家計の動きを把握するといった授業計画もあるようです。

 

生涯という長い目で見るためには、収入や社会保障制度を踏まえ、結婚や子供の誕生・教育費、マイホーム取得に老後資金の確保などが基本です。

 

入院や失業など想定外の事態が起きたときへの備えと、どんな生活がしたいかという希望を含めた支出を想定していきます。

ありんこさん
若いうちは余裕があるように見えても長い目で見ると赤字になることも少なくなく…。現実を見ることになるかも。

 

とはいえ、ある程度の年齢になったとき「若いときにこうしておけば…」と後悔する人も少なくありません。
そういう意味では若いうちから現実を見て正しい知識を身につけることで将来の余裕が生まれる可能性があることがメリットと言えるでしょう。

 

資産形成の基本

預貯金や民間保険の活用など学生にも身近なものから、投資信託や株式、債権などのまだまだ敬遠しがちな人が多い金融商品まで触れます。

 

各商品の特徴をみて、メリット・デメリットを理解することや資産形成についても学ぶようです。

ありんこさん
メリット・デメリットを正しく理解しなければ失敗もするけれど、始める一歩も踏み出しにくいんですよね。

 

各種NISA制度を見ても「国が投資をすすめる時代」であることは分かると思います。

 

海外では投資は「して当たり前」な資産形成法という話も聞きますし、預貯金をメインとしている日本人は保守的すぎるのでしょう。
もちろん投資を行う人が多い海外では、早いうちから金融教育を受けているという部分でも違いがあります。
今回、高校で金融教育が始まることで、日本も一歩進んでいくことになるのでしょうか!

 

金融教育の内容は実践で理解が深まる

私はFP資格持ちですが、文章や図だけで理解できるかといえば難しいと思います。

 

モデルケースなんて見ても自分とかけ離れていればイメージはわきません。

だからこそ、自分の現在〜将来の現実的な自分を当てはめて考えることがベストだと考えます。

 

資産形成に関しても経験なしに投資を説明するのは難しいと、教育を担当する家庭科教諭が投資信託などを始めたという話を多く聞ききます。

ありんこさん
金融教育開始への準備が資産形成を考えるきっかけになったという人も。

 

資産形成など「お金」に関するセミナーも多く開催されていますし、教育関係者に限らず、参加することできっかけになるかもしれません。

 

ライフプランニングを経験する

民間保険の加入や見直し、住宅取得の際などにファイナンシャルプランナー(FP)に今後の収支バランスを診断してもらったことがある人もいるでしょう。

 

今までに経験がない方はぜひ一度、相談してみることをおすすめします。

ありんこさん
FPの考え方もそれぞれ違いしっくりこない場合も…別の方に相談するのも各家庭にメリットが生まれる可能性もありますよ。

 

セミナーに参加する

「お金」や「資産設計」「投資」に関するセミナーと言われると、ちょっと尻込みしてしまう方もいるかもしれません。

 

ありんこさん
私もそうなんです。セミナーって聞くだけで敷居が高い!
内容も難しそうですし、専門知識をある程度持っている人や起業家など…自分とは違う世界の人が参加しそうな印象もあるため、主婦である私には場違いというか…。
学ぶ機会の多い私がそんなことを考えている時点でどうなの?って話ですが…

 

そんな雰囲気を察してか、最近は「女性限定」「初めての方限定」など条件を付けて参加しやすくしているセミナーも多く見かけます。

 

実践的なセミナーの場合、年収によってコースを分けるなど格差が気になる方にも配慮されている場合も…。
ありんこさん
大人が抵抗感を持つのはブロックがかかっているから…。これも誰もが当たり前に金融教育を受ける時代になれば変わるかもしれません。

 

自宅で気軽に参加できるオンラインセミナーもありますし、まずはそこから初めて見るのはいかがでしょうか?

 

ゲームで学ぶのもおすすめ

金融教育の基礎が学べるボードゲームやアプリがあります。

家族で楽しみながら感覚的に学ぶスタイルなら、子供も一緒に学べますし、話すきっかけにもなりそう♪

 

人生ゲーム

単純なすごろくゲームでありながら、進む中で経験する内容は「職業選択」「結婚や子供に恵まれる」「家の購入」といったライフステージ。

 

保険加入の有無で入院や事故に備えたり、株を購入し大儲け!と思ったらいきなりの大暴落で借金を背負ったり…などリスクを体験することもできます。

 

人生ゲーム

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(2022/2/20 18:37時点)
感想(27件)

 

モノポリー

土地を買ったり売ったりレンタルしたり…。投資や不動産売買をしながら資産を増やしていくトレーディングゲームです。

 

ありんこさん
私はやったことがなくて上手く説明出来ないけど、いろんな種類があるみたい!

 

【送料無料!】 モノポリー クラシック (2018年発売版)

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(2022/2/20 18:39時点)
感想(5件)

 

かぶポン

「学生の金融力を高めるスタティゲーム」と称したクイズアプリ。

  1. クイズや学べるコンテンツでポイントを貯める
  2. 獲得ポイントでランク付け!ランクイン目指す
  3. ポイントでガチャを引いてねこ武将を集める

 

子供だけでなくゲーム好きな人が夢中になる仕様ですね!

専門用語が多い金融分野を楽しく学び理解することで、「苦手意識」や「抵抗感」を減らせるメリットが!

 

かぶポン!

かぶポン!の公式サイト。学校では教わらない金融知識が、毎日3分のクイズに答えてどんどん身につく!「のぶニャがの野望」のネ…

 

かぶたす

本物の株価データを利用した株式投資体験アプリです。

 

投資初心者の大人向けアプリですが、中高生でも十分活用できそう。

デモ投資ではありますが、使用するデータが東証から取得したものということで、より本番に近い体験ができるのが魅力!

 

グリーンモンスター株式会社

グリーンモンスター株式会社は代表アプリでもある「FXなび」や「株たす」「トウシカ」などのさまざまなアプリで初心者の方でも…

 

ありんこさん
グリーンモンスターが提供しているアプリでは、マネーシュミレーションなど資産形成の基本を学べるトウシカもおすすめです。

 

まとめ

高校生が金融教育を受けるようになるから、大人も一緒に始めよう!というお話をしました。

 

  • 収支バランスから投資の知識まで将来を見据えた内容を学ぶ
  • 日本は海外に比べて金融教育が遅れている
  • 学ぶことによって将来の不安が軽減できる
  • 実践することでイメージがわいて知識が定着しやすい
  • アプリやゲームで早いうちから触れておこう
  • 家族でワイワイ話してみるのもおすすめ

 

時代に合わせて変わっていく学習指導要領。

プログラミングが必修になるよ!という話題も記憶に新しい中で「高校生で投資を学ぶ!?」と騒がれました。

 

しかし内容を見て考えてみれば、きちんと学び理解する、触れるという経験を早くからすることで減る不安があるのも事実。

なんとなく「お金の話」を避ける傾向にある日本ですが、「正しい投資」は経済を上手く回すためにも資産形成をするためにも必要と言われています。

今回の必修化は高校生が対象なので子供が小さいご家庭なら「まだまだ…」と思うかもしれません。

 

しかし、感覚的な部分を磨くためには少しでも早く触れることが絶対におすすめです。

ありんこさん
投資しなさい!しなければ駄目!という話ではなく、仕組みやリスクを理解することで選択肢が確実に広がるという意味です。

 

紹介したゲームやアプリを利用して親子で話してみるのもいいのではないでしょうか?