おはにちばんは
今日もがむしゃらに私らしく
今回もよろしくお願いします。
最近、身近な方とエンディングノートの必要性について話す機会がありました。
実際どうなのかな〜ということになったので、今回はそのお話をしようと思います。
- エンディングノートって??
- 誰でも書いておいた方がいいの??
- 何となく書きたいと思えない…
最後までチェックすると「必要なのかな?」の疑問や不安を少し解消できますよ。
エンディングノートって何??
エンディングノートとは自分の人生の終わりに関することを記入しておくノートのことです。
たとえばこんなことを書きます。
- 延命治療など終末期医療の希望
- 葬儀・お墓の希望
- 伝えて欲しい人ややってほしいこと
- 預金や利用しているサービスなど個人情報
自分の終末期から死後の希望を遺族などに伝えるためのものであり、遺言書とは異なります。
エンディングノートは強制力もなく、あくまで「希望」なので必ず叶うとは限らないのですが、だからこそ伝えたいこともあるのではないでしょうか?
市販品
エンディングノートは「終活」という言葉と共に広まり、さまざまなタイプのものが市販されています。
配布品
自治体や冠婚葬祭事業者などで無料配布していることも多いです。
何を書いたら良いかわからないけれど、とりあえず書いておいた方がいいかも??と思う方はここからスタートするのもいいかもしれませんね。
オリジナルで作る
今の時点で自分がどうしてほしいか、はっきり決まっている方や伝えなければならないことがたくさんあるという方はオリジナルで作ってもいいですよね。
エンディングノートは法的効力がない分、形式も自由なのがメリットです。
誰もが書いておくべきなのか…
個人情報部分は遺族の苦労を考えるとある方がいいものだと思います。
終末期から死後の希望部分も故人の意志を尊重したいと考えた場合は必須となる情報ですし、ないよりはあったほうがいいわけで…。
とはいえ、自分の終末から死後のことなんて考えたくない方の方が多いでしょう。
実際に用意している人
しっかり準備している方は年齢や病気をきっかけに「万が一に備えた」という方が大半です。
それ以外には「絶対にしてほしくないこと」を書いてあるとの話もありました。
身内を亡くした際に何も分からず「本当にこれで良かったのか」と悩んだ方や、手続きなどに困った方が「遺族に同じ思いをさせないために」と用意した話もありました。
これから用意する予定の人
エンディングノートを書き始める時期を決めているという方もいるよう。
きっかけとしてはやはり年齢(◯歳になったら書き始める)や病気をしたら…などです。
用意したくない人
これは本当に必要性を感じないか縁起でもない、考えたくないという理由が占めます。
正直、考えるのも書くのも面倒ですし、それをやり遂げたら準備万端!みたいになってしまいますもんね…。
イメージを変えたら?
エンディングノートって「終末」について書くからネガティブなイメージになるんですよね。
最後まで不安なく笑って生きれる環境が整ってこそ、終末や死後まで考えられるような気がして…。
誰もエンディングを考えたくない
将来に対して不安が多い世代に「若くても万一はある」とエンディングノートを提案してもため息しか出ないでしょう。
「万一あると困る」「希望を聞いておきたい」と子供などの親族に書くことをすすめられるのもすごく嫌だと思います。
具体的なことなんて見えない
既製品のエンディングノートの項目を埋めようとしても、全く浮かばない人も少なくありません。
「書いておいた方がいい」と思っても、その時をイメージできない、したくない中で決まるわけないんですよ(笑)
万一の時に困るのは確か
誰も考えたくないから書かない…とはいえ、万一の時に希望が伝わらないこと、遺族が困ることを想像すると必要性を感じませんか?
遺族側を経験すると本当に思うでしょう。
終末から死後って、本人がどう治療してどう送ってもらってお墓はどうしたいか…なんて話だけで終わらないんですよ。
実際には手続きや引き継ぎ、付き合いや相続などお金が絡む問題まで、うんざりするくらいやることがあって、パニックになるんですから…。
共有は必要
エンディングノートをしっかり用意してしまうことに抵抗があるとしても、家族など身近な人とは雑談の中でも希望を共有しておきたいですね。
全部まとめておくエンディングノートは本当に「その時のための一冊」ですが、その時々で個別に出すことで抵抗感は薄れるのではないでしょうか?
「終」じゃなく「今」ノートではどうかな?
これ、本気で思いました。
どうしても「終」にはネガティブな印象が付いて消えないですから…。
まだだま「終」には程遠いよ〜!!と本気で思っているなら、これでしょ!
今の希望を書く
ある意味、日記のような感覚で家族と話した「私はこうしたいかな〜」を書いておくんです。
使っているSNSはこれでログイン情報は…など、自分の覚書として使えるように情報を整理しておくのもいいし…。
思いついた時にその都度記入すれば良いですよね?
抵抗があるからできない今は、基本的に「生きている自分のためのノート」→万一があった時は「遺された人に伝えるノート」に変身させられます。
まとめ
エンディングノートについて書きましたが、どう感じたでしょうか?
私はアラフォー世代で子供も小学生…。
まだ「終活」なんて考える年齢ではない「今が中心」の時期だと思っています。
お金の話ではなく情報の話ですよ。
ライフラインやサブスクなど、どことどんな契約をしているのかさえ分からなければ変更さえできないことになるじゃないですか?
私はフリーランスなので個人で契約しているものもあります。
「とりあえず職場に訃報を伝えれば済む」問題でもなく、全て対応しなければならないので絶対困るはずです…。
私はまだ「終わり」を考えたくはないし「書きたくない」派ですが、共有や引き継ぎしやすい環境づくりは必要だと感じています。
↑ALFEEの歌詞ですか??(笑)