おはにちばんは
今日もがむしゃらに私らしく
今回もよろしくお願いします。
作家情報
名前:恒川光太郎(つねかわこうたろう)
生年月日:1973年8月18日生まれ
出身地:東京都
デビュー作:「夜市」(2005年)
受賞歴:「夜市」第12回日本ホラー大賞
「金色機械」第67回日本推理作家協会賞
好きな理由
私が思う「恒川ワールド」は現実世界と異世界が見えない壁で遮られただけのすぐそばにあるという設定です。
分かる人は分かるよね??
おすすめ作品紹介
恒川光太郎さんの作品はずっと読んできていますが、全てを紹介するわけにはいかないので、初期の3作を簡単に紹介します。
夜市
- 夜市
- 風の古道
日本ホラー大賞を受賞した「夜市」が表題となる作品。
昔、どんなものでも手に入る不思議な夜市で才能を買った。
今、再び夜市を訪ねる理由とは…。
雷の季節の終わりに
外界と隔離された世界である「穏」には春夏秋冬の他に雷の季節がある。
「雷季」に起こることを知ることは許されず人が消えても探されることもない「当たり前」。
穏の秘密を知ることはすなわち…。
恒川光太郎2作目の長編。
文庫版は単行本に1章分を加筆されています。
秋の牢獄
- 秋の牢獄
- 神家没落
- 幻は夜に成長する
ある日、11月7日を何度も繰り返す日々が始まる。
なぜ繰り返すのか、どうしたら抜け出せるのか、抜け出した先には何があるのか…。
「囚われる」ことがテーマの中編小説集。
以降の恒川作品
恒川光太郎さんは毎年、秋頃に作品を発表しているイメージが強いですね。
「秋の牢獄」以降の作品タイトルを以下にまとめました。
- 草枕
- 南の子供が夜いくところ
- 竜が最後に帰る場所
- 金色の獣、彼方に向かう
- 私はフーイー
- 金色機械
- スタープレイヤー
- ヘブンメイカー
- 無貌の神
- 滅びの園
- 白昼夢の森の少女
- 真夜中のたずねびと
中には恒川ワールド感が少ない現実を舞台にした作品もあるのですが、世界観は独特かもしれません。
短編が多いこともあり「実際、何者だったのか」明かされないままだったり、「この先の物語は想像してください」タイプの終わりだったりする作品は多いです。
箱庭の巡礼者たち
(2022年7月4日発売)
「神々の落とし物が、ぼくらの世界を変えていく。」
最新作はこちらです。
まとめ
私の好きな作家の一人目として「恒川光太郎」さんを紹介しました。
人気の理由はなんと言っても「恒川ワールド」と言われる独特の世界観。
現世と完全なる異世界の間に存在するような世界や本当は知っているのに気づいていないフリをしているような現実を知る感覚です。
たまには現実から離れた世界を旅してみてはいかがでしょうか?
デビュー作から読み続けている作家は他にいないということもあり、最初に選んだのですが、他には誰をメインに選んでいたんだろう??
ということで、次回の「私の好きな作家紹介」の際は「鈴木光司」さんを紹介しようと思っていますのでお楽しみに♪←いつになるか…(笑)